理系的発想からはじまる文学賞 第11回 日経「星新一賞」

応募締切まであと

(日本時間)

応募総数と選考について

応募総数

合計応募数:1,389作品

一般部門:1,138作品
/ ジュニア部門:251作品

選考について

12月3次審査12月3次審査

創作ヒント

ジュニア部門対象

「物語を発明しよう」創作ヒント動画、まもなく公開!

「物語を発明しよう」創作ヒント動画公開中!

Coming Soon
Coming Soon

動画再生や視聴には大量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社にて通信料が発生します。
スマートフォンやタブレットでご視聴の場合は、Wi-fi 環境でのご利用を推奨します。なお、発生したデータ通信費用について一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。

トピックス

2023/10/06 [Fri] 一般部門1138作品、ジュニア部門251作品、計1389作品の応募がありました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
2023/10/03 [Tue] 第11回日経「星新一賞」応募受付を終了いたしました。
2023/08/09 [Wed] 小学5・6年生向け 出張授業先学校募集
2023/07/24 [Mon] 世田谷文学館にて小中学生向けワークショップ開催
2023/07/05 [Wed] 立教小学校にて出張授業を開催しました。
2023/06/25 [Sun] 第11回日経「星新一賞」応募受付を開始いたしました。
2023/06/23 [Fri] 第11回日経「星新一賞」公式ウェブサイトを公開しました。

ビジョン

生涯で1000以上もの作品を生みだした星新一。
その中には、理系的な発想力によってつくられた物語が数多くあります。
「理系文学」ともいえるそれらの作品は、文学としての価値のみならず、現実の科学をも強烈に刺激してきました。
すぐれた発想は、いまもまだ読み手の心をくすぐり、次なる発想を生みだしているのです。

今、日本に必要なのはこの圧倒的想像力。
我々は「理系文学」を土俵に、アイデアとその先にある物語を競う賞、
日経「星新一賞」を開催します。

「知性の活用」
第11回日経「星新一賞」開催にあたって

自分たちを「知的生命体」と呼ぶのは自画自賛ではないのか、とも思うのですが、今のところ他生物や他星人からのツッコミはないようなので、それはまあいいとして…。知的な私たちは、いったい何を考えて生きるべきなのでしょう。ほかの生命体は、どんなことを考えて生きているのでしょうか。いずれにせよ。知性を無駄にしてはいけませんね。みなさまの知的な妄想を、ぜひ星新一賞までお送りください。たくさんのご応募をお待ちしています。

2023年6月23日
星新一次女・星ライブラリ代表:星マリナ

星 新一
SF作家(1926~1997年)

1926年、星新一は当時アジア最大の製薬会社と言われた星製薬の創業者・星一の長男としてうまれました。東京大学農学部卒業後、同大学院に進学し発酵の研究をつづけましたが、24歳のときに父親が急死。大きな負債をかかえていた星製薬の社長に就任したものの、会社を人手にわたすことになりました。失意の底で途方にくれていたときに目にしたのが「日本空飛ぶ円盤研究会」を紹介する新聞記事でした。想像力の競い合いのようだったこの会合に出席したのをきっかけに、日本初のSF同人誌「宇宙塵」に参加。同誌に書いた「セキストラ」が商業誌「宝石」に転載され、1957年に作家としてデビューします。その翌年に書いた「ボッコちゃん」で自信を得て、SFショートショートのスタイルを確立。星新一は戦後の日本SF界にあらわれた初の専業作家となり、「ボッコちゃん」は1963年にアメリカの雑誌に掲載された初の日本SFとなりました。

日本SF作家クラブ初代会長。代表作に「おーい でてこーい」「きまぐれロボット」「午後の恐竜」など。1968年に作品集『妄想銀行』(および過去の業績)で日本推理作家協会賞を受賞。1969年、インターネット社会を予測した長編『声の網』を発表。1970年には、短編映画「花ともぐら」(原作:花とひみつ)がベネチア国際児童映画祭で銀賞を受賞しました。1983年に目標だったショートショート1001編を達成し作家を半引退。癌闘病後、1997年に71歳で亡くなりました。翌年、生涯にわたる功績に対して日本SF大賞特別賞が贈られています。

没後も人気はおとろえず、ミリオンセラーの文庫が現在18点。中国、韓国、ベトナム、フランスなどの国で単行本の翻訳出版、アメリカ、台湾、ノルウェーの教科書に作品が採用されるなど、海外でも高く評価されています。2009年にNHK「星新一ショートショート」シリーズが国際エミー賞コメディ部門の最優秀賞を受賞、2017年に韓国国立劇団による公演が東亜演劇賞の演出賞など3部門を受賞、2021年には中国のウェイボで中国語訳『ボッコちゃん』が「8月の小説トップ10」に選ばれました。没後25年となる2022年には、NHKで全20話の「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」が放送されました。

星新一公式サイト https://hoshishinichi.com/

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CM

Coming Soon

審査員紹介(順不同)

岡田晴恵
白鷗大学教授

共立薬科大学大学院を修了後、順天堂大学にて医学博士を取得。
国立感染症研究所、ドイツマールブルク大学医学部ウイルス学研究所、経団連21世紀政策研究所などを経て、現在は、白鷗大学で教授を務めている。
専門は感染免疫学、公衆衛生学。感染症対策の専門家として、テレビやラジオへの出演、専門書から児童書、一般の方向け感染症対策書、小説などの執筆活動を通して、新型コロナウイルスを始めとする感染症対策に関する情報を発信している。

私は小さい頃から本が好きで本ばっかり読んでいる不思議な子でした。
薬学・医学部で学んだ研究者ですが、感染症の研究をテーマに選んだのも読書がきっかけであったように思います。
文学には人の苦しみが根底に潜在していて、その先に見出した一筋の光明が希望となるように描かれているものが多くあります。
苦しいままの不条理で終わる作品もまた、たくさん存在します。
感染症の分野で言えば、例えば「結核」という細菌感染症の闘病(当時は不治の病いでした)を描いた作品群はサナトリウム文学と呼ばれています。
そんな感染症の悲惨さを感じて、どうにかしたいと免疫学やウイルス学の研究の道に入ったのでしょうか。
そして、いつしか自分でもウイルスや細菌がテーマのファンタジー小説やパンデミック禍の人々を描いた記録小説などを描くようになりました。
予防や対策を広めたいと言う思いが執筆の根底にはありますが、このような小さな営みがいつか広がって、感染症対策の国民理解が得られたらとも願っています。
この度、星新一賞の最終審査員のご指名を賜り、また、理系的発想の文学に出会えることに感謝しながら、日々、この大役を果たせますように努力致します。
ありがとうございます。

高島雄哉
小説家、SF考証

1977年山口県宇部市生まれ。東京大学理学部物理学科卒、東京藝術大学美術学部芸術学科卒。2014年、「わたしを数える」で第1回日経星新一賞に入選。同年、「ランドスケープと夏の定理」で第5回創元SF短編賞受賞。2022年、AIとの共同執筆による長編『798ゴーストオークション』で第1回AIのべりすと文学賞最優秀賞を受賞。現在はプラネタリウム等のシナリオも担当している。
著作に、小説『ランドスケープと夏の定理』『エンタングル:ガール』『不可視都市』『青い砂漠のエチカ』『宇宙戦艦ヤマト黎明編アクエリアス・アルゴリズム』、ノンフィクション『21.5世紀ぼくたちはどう生きるか』『しなやかな社会の実現』(編著)他多数。
SF考証として『ゼーガペインADP』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『ブルバスター』『アルトデウス』『ディスクロニア』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』など多くの作品に参加している

星新一作品は限られた文字数によって森羅万象が描き出せることをあざやかに証明しています。あざやかすぎて、とても手が届かない奇跡のように感じられもするのですが、どの作品もとても親しげな言葉で書かれていて、もしかすると、書いているうち、自分もその奇跡に触れられるのではないかという希望を感じさせてくれる存在でもあります。そしてこれは文学あるいはすべての言葉に言えることです。
科学もまた言葉を駆使して世界に触れようとする営みです。たったひとつの方程式で宇宙のすべてを表現する──現在、二十一世紀前半というのは、その方程式に人類がかぎりなく近づいている軌跡のような時代なのです。
言葉によって何かが伝えられるかもしれないという可能性は、ひとつひとつの作品や研究によって確かめていくほかありません。AIもその試みのひとつです。小説執筆AIをとりまく環境は日々変わりつづけており、第1回時点あるいは数年前では遠い未来のようにも言われていた状況は、すでに軽やかに通り抜けているようにも思えます。これから紡がれる言葉はきっと新世界をあざやかに描き出すでしょう。
あなたの新しい言葉に出会えることを心から楽しみにしています。

荒俣宏
作家

1947年生まれ。東京都文京区で誕生、江戸下町の気性を受けつぐが、幼いころ海生生物に興味をもち、半世紀以上も海中の観察を続けている。主著『世界大博物図鑑』平凡社はその集大成である。少年時代は手塚治虫、平田弘史らの漫画や劇画に熱中し、漫画家になることを夢見た。日大二中、二高を卒業し、慶応義塾大学法学部に入学、このころから海外の貴重書をコレクションしはじめ、幻想怪奇文学の大家平井呈一の弟子として欧米のファンタジーを紹介することに尽力した。大学生時代にはSFのファンダムに参加して同人誌も刊行した。幻想怪奇小説『帝都物語』がベストセラーとなり、その収入によって17~19世紀に刊行された博物学書を購入、日本では一時わすれかけられていた博物学の復興をめざした。

星新一さんはショート・ショートの開祖だったが、私たち団塊世代にとっては植草甚一、テディ片岡(片岡義男)、野坂昭如らと並んで新感覚派、とくにアメリカの文学や流行に触れた作家で、私のあこがれだった。とくにアメリカン・テイストの強いSFや奇妙な味の短編からくる流れの中で星新一のショート・ショートが生まれたと考える。そのような新感覚こそが新しい星新一の資格ではないかと思う。星さんの父・故星一が建てた星薬科大学の取材を行ったとき、一日中お話できたことが私の最高の宝である。

佐竹美保
挿絵画家

1957年生まれ。雑誌『奇想天外」「幻影城」、ソノラマ文庫を経て児童出版へ。
SF、ファンタジー、古典、絵本、児童文学、リアリズム等、幅広いジャンルの挿絵、装画を描く。主な作品に、「<ネシャンサーガ>シリーズ」あすなろ書房、「<ハウルの動く城>シリーズ」、「<大魔法使いクレストマンシー>シリーズ」「西の果ての白馬」徳間書店、「虚空の旅人」「三国志」「宇宙戦争」「アーサー王物語」「きつねの橋」借成社、「魔女の宅急便その1〜6、特別編」「いのちの木のあるところ」福音館書店、「<ブンダバー>シリーズ』「十五少年漂流記」「く名探偵ホームズンシリーズ」ポプラ社、「世界名作ショートストーリー<サキ>他」理論社、「雨月物語」「怪談牡丹灯籠」「何かが来た」岩崎書店、「八月の暑さのなかで・ホラー短編集」「マデイガンのファンタジア」岩波書店、「<改装版ハリー・ポッター>シリーズ」「<十年屋>シリーズ」静山社、「ゆきおんな」小学館、「帰命寺横丁の夏」誰談社、「ヨーレのクマー」KADOKAWA,など他多数。

原稿を読み、出版する本を形作る作業の一端を仕事にしています。
原稿とつき合って何十年になりますが、時々物語が、縦と横糸がみごとに組み合わされた織物のように感じることがあります。作家によってそれらの糸は様々ですが、そこに現れた模様は、私が作家の世界を描くための礎になります。
今回は理系的思考という金糸が織り込まれるので、どのような織物が出てくるのか、とても楽しみです。
物語の閉じ方次第で、物語がほどけてしまうので、閉じ方も見たい。
ホラー短編集の章扉のタイトル下に絵を付ける仕事をしたことがあります。もちろん、オチや内容がわかってしまう絵はNG です。タイトルと絵で中へ誘う要素を、凝縮された物語の中から捜す作業は簡単ではありませんが、こつがわかると、こんなに楽しい作業はありません。タイトルの下に絵を付けるとしたら、、そのための要素を探りながらも読みたいと思っています。

鴻上尚史
作家・演出家

作家・演出家。1981年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、作・演出を多数手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。また、俳優育成のためのワークショップや講義も精力的に行うほか、表現、演技、演出などに関する書籍を多数発表している。桐朋学園芸術短期大学名誉教授。昭和音楽大学客員教授。
近著に「鴻上尚史のほがらか人生相談」(朝日新聞出版)、「演劇入門生きることは演じること」(集英社新書)、「世間ってなんだ」(講談社+α新書)、「愛媛県新居浜市上原一丁目三番地」(講談社)など多数。

星新一賞の審査員にご指名いただき、本当にありがとうございます。心底、嬉しいです。
小学校の頃「おーい でてこーい」を読んだ時の衝撃は、今でも忘れません。僕自身、自分の演劇作品がどこかSFテイストなのは、間違いなく星新一さんの影響があると思っています。
「きまぐれロボット」も「午後の恐竜」も、読んでから50年近くたっているのに、いまだに、すぐに思い出せるほどの衝撃でした。
子供時代、初めて星さんを読んだ時から、ずっと星さんを追いかけました。新刊(文庫ですが)が出ればわくわくしながら買い求め、興奮しながらページをめくった日々を覚えています。
大人になってからは、一人の作家として、「星さんがいかに作品を古びないように、言葉を選んできたか」に衝撃を受けました。
時代と伴走しながら、同時に時代を超越する言葉使いを続けるか。脊髄反射的に時代に反応することをよしとせず、未来をずっと見据えて作品を作り続けた星さんはすごいと心底思います。
そんな星新一さんの名前がつく文学賞の審査員をさせていただくことに深く感謝します。

最終審査はこちらの5名に加え、
日本経済新聞社 編集 総合解説センター編集委員 滝順一が行います。

【中間審査員について】

最終審査の前段階にて、 以下の方々が中間審査を行います。

鏡 明:SF作家、評論家
牧 眞司:SF研究家、文芸評論家
山岸 真:SF翻訳業
三村 美衣:書評家

募集について

募集部門

一般部門

対象

制限なし

課題

あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください。(規定字数:10,000文字以内)

応募締切

2023 年 10 月 2 日 (月) 23:59

ジュニア部門

対象

中学生以下

課題

100年後の未来を想像して物語を書いてください。(規定字数:5,000文字以内)

応募締切

2023 年 10 月 2 日 (月) 23:59

応募締切

2023 年 102 日 (月) 23:59

応募はこちら

※作品の応募は締め切りました。

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賞金・賞品

一般部門

グランプリ(星新一賞)

1作品
正賞 ホシヅルトロフィー
副賞 100万円

優秀賞(アマダ賞)

1作品
副賞 天賞堂オリジナル ブラス(真鍮)製
鉄道模型 1/80 16.5mm ゲージ 北斗星牽引用電気機関車(EF510)
アマダの特製プレート付き

優秀賞(旭化成ホームズ賞)

1作品
副賞 YAMAGIWA
フランク・ロイド・ライト TALIESIN™ 3(ウォルナット)
E12 クリア小丸電球T タイプ 10W×5
高・752 巾・□210mm 3Kg ウォルナット材 クリアマット塗装仕上

※ E12 は電球の口金のサイズ ※ □は「210mm角」の意味

優秀賞(図書カード賞)

1作品
副賞
図書カードNEXT 5万円分 (10,000円×5枚)

星新一賞オリジナルデザイン(非売品)

ジュニア部門

グランプリ(星新一賞)

1作品
正賞 ホシヅルトロフィー

副賞図書カードNEXT 10万円分

準グランプリ

1作品

副賞図書カードNEXT 5万円分

優秀賞

3作品

副賞図書カードNEXT 3万円分

全部門共通

新潮社製 ホシヅルマグカップ
     ホシヅルいっぴつせん
新潮文庫 『できそこない博物館』 星新一・著
角川文庫 『声の網』 星新一・著
秋田書店 『コミック星新一 宇宙からの客』
     原作:星新一
     作画:押見修造 岩岡ヒサエ 釣巻和 手代木史織
世田谷文学館 企画展ペアチケット
国立新美術館 企画展ペアチケット
日経サイエンス 4月号・5月号
第11回受賞者記念book

※最終選考に残られた作者には図書カードNEXT(星新一賞オリジナルデザイン・2000円分)を差し上げます。

※ジュニア部門に、10作品以上の応募があった小中学校の中から抽選で1校に、理論社《星新一ショートショートセレクション》全15巻(1セット)を寄贈いたします。

応募締切

2023 年 102 日 (月) 23:59

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※作品の応募は締め切りました。

Coming Soon

募集要項

応募規定

全部門共通

■応募部門は、一般部門、ジュニア部門の2部門です。

■応募原稿は、日本語原稿のみとします。日本語を含めた各言語において未発表原稿に限ります。

■人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。

■第11回は、一般部門、ジュニア部門ともに1人1作品までの応募とします。

■一般部門は郵送での応募は一切行っておりません。電子ファイルでのみ応募可能です。
日経「星新一賞」公式サイトの応募フォームから送付してください。ファイル形式は Microsoft Word、テキスト( .doc / .docx / .txt / .rtf ) のみ受付けます。フォーマットは縦書きを推奨とします。

■グループによる共同作品の応募や学校単位での参加を認めます。複数の執筆者による共同作品の場合、応募フォームには代表者1名の情報を記載し、ペンネームの欄にグループ名を記載してください。
ジュニア部門への応募については、グループメンバー全員が締切時点で応募基準を満たしていることが条件となります。

■他の文学賞等との二重投稿はご遠慮ください。

■応募資格で、プロ・アマチュアは問いません。ただし、過去に日経「星新一賞」にて一般部門グランプリを3回受賞された方は応募できません。

■ふりがなは、文字数に含まれません。

■作品とは別に、必ずあらすじをご用意ください。電子ファイルでのご応募及びジュニア部門の郵送ともに200文字程度でお願いします。あらすじは、作品の文字数に含まれません。

■応募フォームにはすべての項目をご入力ください。なお審査の過程では、公平を期すために審査員への個人情報の開示は一切行いません。

■原稿ファイルはパスワードをかけずにご応募ください。パスワードが掛かっていた場合、審査対象外となります。

■サイト上に掲載している作品のURLを応募原稿に記載することは禁止します。

■応募した作品の修正や出し直しは不可といたします。

■応募時に記載いただいたペンネームの変更は出来ません。

■作品中で実在する企業名、本人が特定できる個人名を使用するのはご遠慮ください。地名などは使用可能です。(東京、アメリカなど)

■作品の最後は、<終>または<了>を必ず入れてください。

■作品のファイル容量は2MB以下までとなります。それ以上のファイルサイズは応募出来ません。

■応募作品内には、作品名と本文のみ記載し、作者名などの個人情報は一切記載しないでください。

■ご応募いただくファイル名は作品名のみを記載してください。

■受賞作発表後でも、故意でなくとも著作権侵害が明らかになった場合は、受賞の取り消し、電子書籍からも削除となる場合があります。

一般部門

■文章量は、10,000字以内とします。下限はありません。

ジュニア部門

■文章量は、5,000字以内とします。下限はありません。

■ジュニア部門は、「公式サイトから送信」もしくは「郵送」のいずれかの方法で応募いただけます。

■郵送応募の際は以下の項目を必ず表紙に記載、または応募シートをご記入ください。
①氏名/代表者名、②ペンネーム(氏名と同じ場合は記入不要)、③グループ名、④生年月日/年齢、⑤保護者の氏名、⑥電話番号、⑦メールアドレス、⑧学校名、⑨在住の都道府県(海外の場合は国名)、⑩日経「星新一賞」を知ったきっかけ、⑪作品タイトル、⑫あらすじ(200文字程度) ※⑪、⑫については別紙でご用意ください。
なお審査の過程では、公平を期すために審査員への個人情報の開示は一切行いません。

■郵送作品はホチキス禁止となっております。クリップ止めを推奨します。

■郵送作品に使用する鉛筆の濃さは2B以上とします。

■原稿用紙にて応募された作品は、いかなる場合も返却いたしません。必要な方は、郵送前にコピーをおとりください。

■締切日は郵送によるご応募の場合も10月2日(月)必着とします。ただし、学校等の団体がとりまとめて複数作品を郵送にて応募する場合は、9月29日(金)必着となります。

■郵送先:〒105-0014 東京都港区芝2-22-15 STKビル6F 日経「星新一賞」事務局

生成AIを利用しての応募について

■利用する生成AIの利用規約・ライセンスに従って応募してください。
生成AIの利用規約・ライセンスが作品をコンテストに応募したり、作品をインターネット公開、書籍化、電子書籍化、映像化、海外翻訳、商用利用したりすることを禁止している場合、応募できません。

■著作権を侵害してしまう可能性を避けるため、下記の行為は行わないでください
・許可なく特定の作者や作品を重点的に学習させた特化型AIは利用しないでください。
・プロンプト(AIに対する指示)に既存著作物の作家名や作品名を入力しないでください。
※上記に類似する行為も失格となる可能性があります。

■「プロンプト(AIに対する指示)」および「プロンプトによって導き出された文章」の"原文"は、審査の過程で提出していただく場合がありますので、必ず記録して下さい。
※記録を取っておらず該当資料を提出できない場合、または説明が不十分であると事務局が判断した場合は失格となります。

■AIが生成した文章はそのまま利用せず、人間が加筆・修正してください。加筆・修正した前後の文章は、必ず記録してください。

■生成AIの生成した作品が、既存の作品を流用したものではないかを、応募前に必ずよく確認してください。

■応募フォームに、利用した生成AIおよび制作過程などを具体的に500文字以内でご記載ください。審査の過程で、さらに詳しくお伺いすることがあります。

■最終選考に残ったAI利用作品は、事務局で精査し、規定違反が疑われる場合には失格となります。

■生成AI利用作品が受賞した場合には、AIの利用方法も検証可能な形で公開される場合があります。

■生成AIを利用している作品にもかかわらず、応募フォームにその旨の記載がなく、生成AI利用が明らかになった場合は、受賞の取り消しおよび受賞作品の電子書籍からも削除となります。

■国内法を遵守の上、ご応募ください。また本規約は、国内法やガイドラインの変更に伴って変更される可能性があります。

■本応募規約は、一般社団法人日本ディープラーニング協会の「生成AIの利用ガイドライン」を一部引用および参考にしております。

応募の流れ

■締切日は、10月2日(月)23:59とします。

■最終審査会に進出した作品名、応募番号を当サイトで12月中旬に発表予定です。

■受賞作の発表は2月下旬を予定しています。詳細は日本経済新聞紙面、当サイト等で発表する予定です。

■表彰式は3月上旬を予定しています。受賞された方には星新一賞事務局から個別に連絡いたします。

注意事項

※審査、審査過程に関するお問合わせには一切応じられません。

※応募された作品に、他作品からの盗用、アイデア等の盗用・模倣、本人以外の執筆・加筆、年齢・学年等の虚偽が判明した場合は、結果発表後であっても受賞を取り消す場合があります。

※受賞作は、受賞発表後3年間、日本経済新聞社に対し、書籍化、電子データ化、映像化、ゲーム化、海外翻訳その他の態様で利用する権利(および第三者に利用を許諾する権利)を、独占的に許諾していただきます。受賞作の利用により日本経済新聞社が対価を得た場合、作者に規定の使用料をお支払いします。

※受賞作が複数執筆者による共同作品であった場合、応募時の代表者と利用許諾契約を締結させていただきます。代表者は執筆者全員から契約締結の権限を授与されていることを前提とさせていただきますので、ご了承のうえ応募してください。作品の使用料も代表者の方にお支払いいたします。

※作品のタイトルは、日経「星新一賞」の広告や公式サイト等の関連媒体に事前の連絡なく使用させていただく可能性がございます。予めご了承ください。

※受賞作は電子データとして「honto」より無料で配信される予定です。この電子データの配信について印税は支払われません。

※副賞は協賛企業の都合により、変更になる場合がございます。予めご了承ください。

※本賞は、受賞者の次作以降の出版を保証するものではありません。

※その他、個人情報の取り扱い、諸権利等、応募にあたっての注意事項は、「 >> こちら 」に記載しております。必ずご確認の上、ご応募ください。

※「生成AIを利用しての応募について」の応募要項は事前の告知をすることなく、必要に応じて変更する場合があります。

受賞作とは

一般部門・ジュニア部門において、最終審査にて選定された作品のうち、一般部門グランプリ、アマダ賞、旭化成ホームズ賞、図書カード賞、ジュニア部門グランプリ、準グランプリ、優秀賞に該当した作品のことを受賞作といいます。

受賞作は、日本経済新聞本紙、日経電子版、日経の電子データ、日経「星新一賞」公式サイト等において発表する予定です。

その他

第11回 日経「星新一賞」ジュニア部門に、データ送信ではなく郵送で応募される方は、以下を印刷してご利用ください。
原稿用紙は、市販のものを使っていただいてもかまいません。

①200字詰めの原稿用紙

原稿用紙ダウンロード

②応募作品につける表紙

表紙ダウンロード

③まとめて郵送する場合の
代表者記入用紙

代表者記入用紙ダウンロード

学校や団体向けにポスターやリーフレットの配布を行っております。
ご希望される方は以下のお問い合わせよりご連絡ください。
※在庫なくなり次第終了となります。

お問合わせ先:星新一賞事務局

電話 03-5443-0906

( 土日祝日・年末年始を除く 10:00 ~ 18:00 )

応募

応募締切

2023 年 102 日 (月) 23:59

作品の募集は締め切りました。
選考状況、結果については、
こちらの公式ウェブサイトでお知らせしていく予定です。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

Coming Soon

後援・協賛・協力

主催

NIKKEI日本経済新聞社

後援

文部科学省

協賛企業

株式会社アマダ

株式会社アマダ

アマダグループは金属を加工する機械やサービスを提供する、グローバルメーカーです。創業以来、常に新しい技術の創造に挑戦し、世界中のモノづくりに携わるお客さまとともに発展してきました。
先が見えない未来を切り拓き、持続可能な社会を実現していくためには、まだないモノを思い描く想像力と、それをカタチにする創造力が重要です。星新一賞は、そんな発想のきっかけを与えてくれる文学賞だと考えています。
今年の星新一賞でも、アイデアに富んだ作品に出会えることを楽しみにしております。

旭化成ホームズ株式会社

旭化成ホームズ株式会社

敷地の個性や、周辺環境の制約、そして災害などの万一のリスク。
戸建住宅「ヘーベルハウス」を展開する当社は、『ALL for LONGLIFE』をブランドスローガンに、お客様の「いのち」「くらし」「人生」の3 つのLIFE を共に支えることを日々探求しています。
星新一賞では、世の中の「いのち」「くらし」「人生」を豊かにする作品、そして時代を経ても色褪せない「LONG LIFE」な作品に出会えることを楽しみにしております。

日本図書普及株式会社

日本図書普及株式会社

図書カードNEXTは、本との出会いを届けるギフト。時代に合わせた進化を遂げ、今ではメールやSNSで贈れるデジタル版が加わり、オンライン書店でのご利用や電子書籍の購入も可能になりました。まさに、人々の文字や活字とのふれあい方が多種多様になっているからですが、読書そのものが様々な形に変化を遂げている中にあっても、多くの人が読書の感動や喜びを共有したいという気持ちは、いまもって色褪せることはありません。
読書は本の作者と読者との対話です。多くの方の心を揺さぶるような皆さんの作品を楽しみにしています。

協力団体

小松左京ライブラリ

小松左京ライブラリ

小松左京の代表作である「日本沈没」は、2023年、50周年を迎えました。そして、今年は、「関東大震災」から100年にあたる年でもあります。
日本は地震や台風など自然災害の多い国であり、恐るべき災害を伝えようとした昔ばなしや、神話の数々が生まれてきました。災害のたんなる記録でなく、イマジネーションを駆使したフィクションであったからこそ、その本質が結晶化し、長い時の試練にたえてきたのだと思います。
星新一賞においても、現実の危機に根ざしながら、イマジネーションにあふれた、心揺さぶる新たな神話のような作品が誕生することを願っています。

一般社団法人 日本SF作家クラブ

一般社団法人 日本SF作家クラブ

人工知能をはじめとした技術が大きく普及し、社会を変革する一年になるのではないかと思います。創作分野も例外ではないでしょう。その中で、物語を作ること、読むことの価値が改めて問われる時代になるかもしれません。
ただし、どんなに時代が変わっても、あなた自身の自己表現としての、物語を作る価値は変わりません。物語を作ることは、人の大事な営みの一つです。あなたの作る物語世界の、その想像力の可能性をぜひ見せてほしいと考えています(文:大澤博隆)。

エヌ氏の会

エヌ氏の会

★「夢を書くひと」<星新一氏を囲む会>を開催していた頃、星先生から常備薬『ベンザリン』をいただいた。「いつも飲んでいる。この薬を飲むと、夜、夢を見ないんだ」と、おっしゃって笑う。それを聞いていた参加者が言う。「ベンザリンが先生の夢を食べているのですね」。「うまい考えだ。しかし、少し違うよ。夢を見ない代わりに、夢を原稿に書いているからね」と、おっしゃっているのを思い出した。星新一賞も夢がある。大きな夢を現実化する理系小説に期待しています。

きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

最近はディープラーニング、その中でも特にトランスフォーマーと呼ばれる技術が進んでAIが文章を書く能力が向上しています。星新一賞もAIを使った作品が入賞したことはすばらしいと思います。ただしつじつまが合った 長い文章を生成するのはまだむずかしいです。それができるように研究を進めていきたいと思います。

独立行政法人 国立科学博物館

独立行政法人 国立科学博物館

国立科学博物館は、動植物など自然史に関する標本や、科学技術の発展に関する資料を収集・保管し、それに関する調査研究を行っています。そしてそれらをもとに行う多彩な展示や学習支援活動を通じて、理系的な知識の提供だけでなく、発見や驚き、感動をあわせて提供する、「想像力の入口」でありたいと願っています。「星新一賞」をきっかけに、「理系的な知識」と「想像力」が融合された魅力的な作品が生まれ、さらにそれらの作品が今度は読者の想像力を刺激する。そういった、想像力の連鎖が起きることを期待しています。

一般社団法人 情報処理学会

一般社団法人 情報処理学会

情報処理学会は星新一賞を応援します。情報処理学会にはコンピュータやネットワーク、人工知能に始まり、音楽やゲーム、ユビキタス等幅広い分野の研究者・技術者が集まっています。その成果としてパソコンやインターネットそしてスマホ、ロボットなどが我々の生活を劇的に変えてきたことは皆さんご承知の通りです。そして IT(情報技術)が社会インフラの全てを支えていると言って も過言ではありま せん。この様にして星新一さんの作品他SFで夢として描かれていたものが次々に 現実のものになりました。今後生み出される新しいSF作品のなかから未来に繋げ るとてつもない夢を生み出して欲しいと願っています。

一般社団法人 人工知能学会

一般社団法人 人工知能学会

SFは、研究者・技術者にとってもアイデアの源泉です。人間と同じような知能をコンピュータやロボットに持たせることを目指す研究分野である人工知能も、鉄腕アトムや2001年宇宙の旅のHAL2000など、SFに多くの題材を提供すると同時に、気まぐれロボットやアニメ映画のサマーウォーズのように、人間と人工知能の関わりを考えさせられる新しい視点をSFから得ています。星新一賞から、さらなる研究の目標が生み出されることを人工知能学会としても期待します。

公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷文学館

公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷文学館

「きょうの想像力があすを築く」。星新一さんのこの言葉を、世田谷文学館が2014年夏に開催した「日本SF展・SFの国」のキャッチコピーにさせていただきました。展覧会では、星さんの頭脳そのものともいえる自筆のアイデアメモなどご紹介しましたが、いずれの展示資料からも、星さんの「想像力」のとてつもないエネルギーが発せられており、私たちを圧倒しました。どうか星さんに負けない「想像力」で、選考委員の方々をあっと言わせる作品に挑んでください。応援しています。

一般社団法人 日本ロボット学会

一般社団法人 日本ロボット学会

我々、日本ロボット学会は、実用開発分野から最先端研究までロボット全般の研究開発を支援する学会です。SFとロボットは切っても切れない仲で、研究開発者の多くは、SF中の人とロボットの共存イメージから発想や夢を頂いていま す。一方、現実はかつてSFが描いた世界に近づき、社会に様々なロボットが現れており、SFとロボット研究が相互に影響を与え合うようになってきていると思います。SFにもロボット研究開発にも、誰もが見たことの無いような斬新な未来を求められています。皆さんの大胆なイマジネーションに期待致します。

特定非営利活動法人 ロボカップ日本委員会

特定非営利活動法人 ロボカップ日本委員会

ロボカップでは、「西暦2050年までに、ヒューマノイドロボットがサッカーのチャンピオンチームと試合を行い勝利する」を目標としてロボットの研究開発を行っています。自律型ロボットがサッカーの試合を行ったり、災害現場で活躍できるロボットや一般の家庭で役に立つロボットが開発されたりしています。SFの世界で空想されたものが現実の製品として実現されているものも数多く現れています。不可能とも思える目標に近づくには日々の技術の積み重ねが必要ですが、時には大胆な発想の転換が重要な契機になる場合があります。想像の世界には不可能はありません。みなさんの斬新なアイデアに期待してます。

国立大学法人 お茶の水女子大学

国立大学法人 お茶の水女子大学

「理系的発想力」を発揮してつくられた物語、なんて魅力的な響きでしょうか。お茶の水女子大学は1875年に創立されて以来、理系女性教育にも力を注いできました。みずみずしい発想が、物語を通して未来への創造につながることを期待しています。それぞれの応募作品において、サイエンスのきらめきを感じとる瞬間が楽しみです。

公立大学法人 公立はこだて未来大学

公立大学法人 公立はこだて未来大学

理系の文学賞ということで、「星新一賞」に大変期待しています。公立はこだて未来大は情報系の大学ですが、送り出す学生にはコミュニケーション能力が求められており、それを重視した教育をしています。また情報技術というのはイマジネーション次第でいくらでも面白いことができる分野です。新しい社会の在り方に関するイマジネーションを膨らませ、それを人に上手に伝えるというのが未来大の目標でもあります。理系、特に情報系の若い人達の応募が増えるよう応援して行きたいと思います。

独立行政法人 国立高等専門学校機構

独立行政法人 国立高等専門学校機構

国立高等専門学校機構では、15歳から5年間の一貫教育を行う世界に誇れるユニークな高等教育機関である高等専門学校(高専)を全国に51校設置し、地域と世界が抱える諸課題に果敢に立ち向かう、深い科学的思考に根差した創造的・実践的技術者を育成しています。理系的発想力や想像力に富む文学より、科学と夢に興味を持つ方が増えることを期待するとともに、新たな科学技術の可能性を感じさせるような作品に出会えることを楽しみにしています。

国立大学法人 東京工業大学

国立大学法人 東京工業大学

「学問のもとは、好奇心。好奇心を育てるようにしておけば、優れた人物も、自然に育ってくる。」星新一と同じ哲学で、東京工業大学は今、創造的破壊のできる若者を育てようと、理工系教育とリベラルアーツ教育の融合による未来社会のデザインに力を入れています。工学に携わる研究者や学生たちが、文化や芸術を社会に発信する試みも始まっています。第8回を迎える本文学賞で、星が『ちぐはぐな部品』で予言したスマートフォンのような、理系的な発想力で未来社会を輝かせる文学作品が生まれることを期待します。

学校法人桑沢学園 東京造形大学

学校法人桑沢学園 東京造形大学

東京造形大学は,デザインや美術の造形活動を通して社会と文化の創造と発展に寄与する人材を育成する現場です。第一回星新一賞以来、毎回の受賞作品を対象に、言葉のイマジネーションに触発されて未だ人類が見たことのない未来を映像で表現する事業に取り組み、48作品がうまれました。毎回、次年度の表彰式会場で上映するほか、星新一賞サイトからもご覧いただけます。このページ上部のメニュー「映像化プロジェクト」からご覧ください。

株式会社日経サイエンス

株式会社日経サイエンス

日経サイエンスは社会の関心が高い科学のテーマをどこよりも深掘りし、わかりやすく伝える科学雑誌です。創刊から半世紀以上を経た現在も、全国の科学ファンの皆さまに愛されています。日経サイエンスではこれまで数多くのSF作品を特集してきました。取り上げてきた作品の共通点は、現役の研究者が監修していること。研究者の考え抜いた緻密な設定が生かされた作品世界は、たとえそれがフィクションであったとしても、もっとその世界を知りたいと望む受け手の「科学する心」を芽吹かせます。あなたの世界にはどんな物理現象があり、どんな形の生物がいて、どんな社会が形成されていますか? 「星新一賞」でぜひ教えてください。探究したくなる世界の数々に出会えることを楽しみにしています。

電気通信大学人工知能先端研究センター

電気通信大学
人工知能先端研究センター

2016年、国立大学で初めて、電気通信大学は人工知能研究拠点である人工知能先端研究センター(AIX)を設立しました。人工知能研究に力を入れており、特に、人と共生できる汎用性の高い人工知能システムの実現を目指しています。人も人工知能も分け隔てなく小説を書き、応募することができる「星新一賞」は、まさに本学の人工知能研究が目指す世界観に近い賞であると言えます。近年、文章を生成する人工知能技術は進化していますが、小説を書くということは、起承転結といった構造、喜怒哀楽といった感情・感性、そして論理と創造性のすべてが結集した、高度な文章生成が求められます。その全てを学びながら、人工知能技術を身につけることができるこの企画を通して、人工知能に関わる学生が増えることを応援します。

第61回日本SF大会「Sci-con2023」

第61回日本SF大会「Sci-con2023」

1962年に小さな集まりとして始まった日本SF大会は、年に1回、夏休みの頃に開かれる、学会と同窓会と学園祭を合わせたようなSFファンのお祭りです。 今年は、埼玉県さいたま市、浦和で開催されます。星新一賞・SF大賞と並ぶSF三大文学賞の一角「星雲賞」は創設以来50年以上、日本SF大会の中で授与されております。
今年の大会は「ネットから出版」「ゲームでSF」の2大テーマを立てて、多くの企画(講演・パネル・上演・等々)を取り揃えております。

国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)

国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)

私たちNICT(エヌアイシーティー)は、情報通信分野の国立研究機関です。陸・海・空・宇宙どこにでも繋がるBeyond 5G通信、サイバーセキュリティ、対話型AI、解読不可能な量子暗号など、「ワクワクする未来」を作るための研究開発を行っています。星新一先生の小説によく出て来る主人公のように、NICTの頭文字が「エヌ」であるというご縁(?)もあり、「理系的発想からはじまる文学賞」というビジョンに共感して、星新一賞を応援しています。素晴らしい感性を持ったみなさんの小説から、たくさんの刺激を受けることを楽しみにしています!

心斎橋大学東京作家大学

作家養成スクール 
心斎橋大学東京作家大学

心斎橋大学および東京作家大学は、一般社団法人日本放送作家協会に所属する作家が中心となり、「書きたい人」を応援する作家養成スクールです。小説・脚本・エッセイ・ノンフィクション・実用書・漫画原作など幅広い分野で活躍する様々な作家による講義・作品指導が受けられます。多彩な講師陣の中には、星新一ショートショートコンテストの受賞者もおり、「星新一賞」との縁を感じます。書くことは新しい自分や未来を創造することです。「星新一賞」で、今まで誰も想像しなかったような、新しい発想の世界に出会えることを期待しています。

特別協力

国立新美術館

過去の受賞作品集10巻は、
hontより無料ダウンロードできます。

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