審査結果発表

一般部門

グランプリ(星新一賞)

「恐怖の谷」から「恍惚の峰」へ ~ その政策的応用

遠藤 慎一 (52)

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準グランプリ(IHI賞)

ピロウ

相川 啓太

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優秀賞(JBCCホールディングス賞)

認証

春名 功武 (36)

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優秀賞(東京エレクトロン賞)

朝に目覚ましの鳴る世界

窓川 要

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入選※入選についてはお名前の50音順で記載しています
  • 電子記憶媒体

    大梅 健太郎 (34)

  • KIT (Kid Is Toy)

    小関 悠

  • わたしを数える

    高島 雄哉 (36)

  • 蚊のバイト

    中川 英明 (36)

  • 風が教えてくれた

    森永 西 (57)

  • まわる

    谷田貝 和男 (44)

ジュニア部門

グランプリ(星新一賞)

おばあちゃん

松田 知歩 (15)

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入選※入選についてはお名前の50音順で記載しています
  • 人類のための保存機

    井口 義隆 (15)

  • 無限大の模型

    金子 茉莉佳 (14)

  • スピード社会

    関 尚貴 (15)

  • 満開の本

    高松 暖野 (11)

  • electric flowers

    津留 康宏 (14)

  • フシギな時代

    中野 有紗 (8)

  • 宇宙のりんご

    長谷川 真理子 (8)

  • 百年後の東京オリンピック

    向出 歩穂 (12)

  • 青い雲

    森 颯真 (12)

作者の年齢は、審査結果決定時点のものです

※ 一般部門2,546作品、ジュニア部門511作品の応募がありました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

※ 中間審査を含む作品の審査はすべて、作者情報を開示せず行いました。なお、最終審査会の総評は「 >> こちら 」をご覧ください。

※ 受賞作品は「 honto 」にて無料配布しています。ダウンロードには利用開始登録(無料)が必要です。

ビジョン

生涯で1000以上もの作品を生みだした星新一。
その中には、理系的な発想力によってつくられた物語が数多くあります。
「理系文学」ともいえるそれらの作品は、文学としての価値のみならず、現実の科学をも強烈に刺激してきました。
すぐれた発想は、いまもまだ読み手の心をくすぐり、次なる発想を生みだしているのです。

今、日本に必要なのはこの圧倒的想像力。
我々は「理系文学」を土俵に、アイデアとその先にある物語を競う賞、
日経「星新一賞」を創設します。

「求む! 親鳥」 星新一賞の創設によせて

科学がものすごいスピードで進歩するなか、私のような人間と、最先端の科学者の「理系格差」はひろがるばかり。巣にいるヒナに親鳥が半分消化したエサをはこんできてくれるみたいに、科学をよく理解している人が、科学を題材にした、みじかくて、わかりやすくて、おもしろい小説を書いてくれないだろうか、と思うわけなのです。星新一という親鳥がいなくなってしまったので。

2013年7月7日 星新一次女・星ライブラリ代表 : 星マリナ

審査員紹介

新井素子

提供:新潮社

新井素子

SF作家


1960年東京生まれ。1977年、『あたしの中の……』で、第一回奇想天外SF新人賞佳作入選。立教大学文学部卒。1881年『グリーン・レクイエム』、1882年『ネプチューン』で星雲賞日本短篇部門受賞。1999年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞受賞。2007年、星新一のアンソロジー『ほしのはじまり』を編纂。近著に『イン・ザ・ヘブン』などがある。

私は、星新一さんに作家にしていただきました。私がデビューした賞の選考委員をやっていらしたのが星さんで、その後も本当に星さんには可愛がっていただきました。今の日本のSF作家のうちで、"星さんにお世話になった"度合いを較べることがもしあったのなら、ダントツで、一位は私です。ですので、今回、この賞の選考委員になったことは、望外の喜びでした。星さんにいただいた御恩を、星さんに返すことは不可能ですので、せめて、他の形で何とか御恩を返したい。そういうつもりで選考に臨みます。

益川敏英

益川敏英

京都産業大学 教授
益川塾塾頭 ノーベル物理学賞受賞者

1940年 愛知県生まれ。素粒子理論を専門とする理論物理学者。1967年、名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学部、東京大学原子核研究所、京都大学基礎物理学研究所長などを経て、2003年より京都産業大学教授。2009年より同大学益川塾塾頭に就任。京都大学の助手時代の1973年、同僚の小林 誠 氏と共に発表した「小林・益川理論」が後年の実験によって証明され、2008年ノーベル物理学賞を受賞。

野口聡一

(c) JAXA / GCTC

野口聡一

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙飛行士

1965年神奈川県生まれ。東京大学大学院修士課程修了。石川島播磨重工(現IHI)入社後、1996年NASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。2005年スペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙へ。3回の船外活動のリーダーとして任務を遂行。2009年、フライトエンジニアとして日本人初のソユーズ宇宙船に搭乗しISSに約5ヶ月半滞在。宇宙滞在時間は日本人最長となる。2012年、JAXA宇宙飛行士グループ長就任。

星新一賞の選考委員に御指名いただき大変光栄です。星新一先生の作品は高校生の時に何十冊も買い揃えて読んでました。ロボットや宇宙船、遠い星での出来事など、夢中になって読んでいました。ちょっと懐かしさを感じさせるような「近未来社会」を舞台にしながらも、現代社会に通じるおかしさや喜怒哀楽を感じさせる作品に出会えることを楽しみにしております。

石井裕

Photo by
Junichi Otsuki

石井裕

マサチューセッツ工科大学 教授
メディアラボ副所長

1956年生まれ。北海道大学大学院修士課程修了。1980年電電公社(現NTT)入社。86年~87年、西ドイツのGMD研究所客員研究員。88年よりNTTヒューマンインターフェース研究所で、CSCWグループウェアの研究に従事。92年工学博士。CSCW、CHIなどの国際会議の常連となる。93年から1年間、トロント大学客員教授。95年マサチューセッツ工科大学準教授。メディアラボ日本人初のファカルティ・メンバーとなる。2006年、国際学会のCHI(コンピュータ・ヒューマン・インターフェース)より、長年にわたる功績と研究の世界的な影響力が評価されCHIアカデミーを受賞。現在、MITメディアラボ副所長。

科学技術の進歩、そして人類の進歩は、「未来」を夢見る事から始まります。SF(サイエンス・フィクション)は、特に星新一さんの切り開いたSFの新潮流は、私たちの見る夢を加速し、未来を鮮明に私たちの網膜に可視化してくれました。このたび、星新一賞の選考委員にお招きいただき、大変光栄に存じます。大胆かつわくわく、そしてしんみりする未来を描いた作品に出会う事を、楽しみにしております。

朝倉啓

朝倉啓

株式会社IHI
常務執行役員 経営企画部長

1980年、石川島播磨重工業(現IHI)入社。極低温ヘリウム回転機械技術の研究・開発に長年従事する。1998年、欧州合同原子核研究所(通称CERN(セルン))に、陽子を加速させる超電導磁石の冷却機能を担う「コールドコンプレッサー」のプロトタイプを納入。CERNは2012年7月にヒッグス粒子を発見。(ヒッグス粒子との断定は2013年3月。)世紀の発見を縁の下の力持ちとして支えると共に、10年以上の歳月を経て、仲間たちと研究成果を結実させた。2013年4月より現職。

私たちIHIグループの企業理念は「技術をもって社会の発展に貢献する」です。人々の“夢”を的確に“想像(=洞察)”し、それを「ものづくり力」で“創造(=実現)”していくことが私たちの使命です。日経 星新一賞では、皆さん一人一人の“想像力(=洞察力)”を駆使して、人々があっと驚くような、人々の価値観を180度変えてしまうようなアイデアをお寄せください。私たちIHIグループとは別の視点からの、大胆なアイデアに出会えることを楽しみにしています。

こちらの方々に加え、
日本経済新聞社 論説委員兼編集委員
滝順一が審査を行います。

中間選考員について

審査員による最終選考の前段階にて、以下の方々が中間選考を行います。

大森望
:翻訳家、書評家、SFアンソロジスト
鏡明
:日本SF作家クラブ会員
牧眞司
:SF研究家、文芸評論家
山岸真
:SF翻訳業

応募要項

課題 :

あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください。
(規定字数:10,000文字以内)

ジュニア部門はこちら

応募締切 :

2013年10月31日(木)24 : 00

賞金・賞品 :

< 一般部門 >

グランプリ( 星新一賞 )

1作品 副賞 100万円

準グランプリ( IHI賞 )

1作品 副賞 旅行券50万円分( IHIオリジナルデザイン )

優秀賞( JBCCホールディングス賞 )

1作品 副賞

3D Systems社製 パーソナル3Dプリンター「 Cube 」

※ 本体の色は、お選びいただけません。

優秀賞( 東京エレクトロン賞 )

1作品 副賞

セレストロン社製 天体望遠鏡「 Nexstar 6SE 」

+ 純正の天体望遠鏡用カメラT-アダプター

< ジュニア部門 >

グランプリ( 星新一賞 )

1作品 副賞 図書カード10万円分

応募規定 :
  • 応募部門は、一般部門とジュニア部門の2部門です。
  • ジュニア部門は中学生以下のみが応募可能です。
    一般部門に年齢制限は設けませんが、ジュニア部門との重複応募はできません。
  • 個人・グループによる応募や学校単位での参加を認めます。
    人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。
    ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。
  • 応募資格で、プロ・アマチュアは問いません。
  • 応募原稿は、日本語による未発表原稿に限ります。縦書き、横書きは問いません。
  • 文量は、一般部門を10,000字以内、ジュニア部門を5,000字以内とします。
    空白は文字数としてカウントしません。
  • 原則、電子ファイルのみ受付けます。
    日経「星新一賞」公式ウェブサイト上の応募フォームから送付してください。
    "Microsoft Word"、"テキスト"( .doc / .docx / .txt / .rtf )のみ受付けます。
    ジュニア部門は、400字詰原稿用紙を使用した郵送での応募も受付けます。
    郵送先:〒105-0014 東京都港区芝2-22-15 STKビル6F 星新一賞事務局
    ※ 応募原稿にご記入いただいた個人情報は、本選考以外には許可なく使用いたしません
  • 作品とは別に、必ずあらすじを最後にお書きください。
    PCからのご応募の場合、及びジュニア部門の郵送によるご応募の場合は文字数制限なし、スマートフォンからご応募の場合は500字以内とさせていただきます。本文にはカウントしません。
  • 応募フォームに、作品タイトル、氏名(ペンネーム使用のときは必ず本名を併記)、生年月日、電話番号、メールアドレス、職業(学校名)、応募部門、個人/グループを入力してください。ジュニア部門の郵送の場合は最初の1枚に記載してください。
  • 締切日は、10月31日(木)24 : 00とします(ジュニア部門の郵送によるご応募の場合は、10月31日(木)必着とします)。
  • 結果発表、贈賞イベントは、3月上旬以降を予定しています。
    詳細は日本経済新聞紙面、公式ウェブサイト等で発表する予定です。
注意事項 :
  • ※ 他の文学賞等との二重投稿はご遠慮ください。
  • ※ 応募原稿はいかなる場合も返却しません。
    必要な方はコピーをおとりになるかファイルをお手元に保存してください。
  • ※ 審査、選考過程に関するお問合わせには応じられません。
  • ※ 選考結果の通知に関しましては、入選作の発表をもってかえさせていただきます。
  • ※ 万が一、応募された作品に、他作品からの盗用、アイデア等の盗用・模倣、本人以外の執筆・加筆・修正、年齢・学年等の虚偽が判明した場合は、結果発表後であっても授賞を取り消す場合があります。
  • ※ 入選作は、書籍として出版・電子出版ともに、日本経済新聞社(または日本経済新聞社の選ぶ他の出版社)より出版されることがあります。有料の書籍として出版・電子出版された作品については、著作者に印税をお支払いします。
  • ※ 映像化、ゲーム化、海外翻訳など、受賞作を二次的に利用する権利(および第三者に二次的に利用させる権利)は、3年間は日本経済新聞社が独占的に持つことになります。二次的に使用された作品については、作者に規定の使用料をお支払いします。
  • ※ その他、個人情報の取り扱い、諸権利等、応募にあたっての注意事項は「 >> こちら 」に記載しております。必ずご確認の上、ご応募ください。
    お問合わせ先 : 星新一賞事務局
    電話・FAX番号 03 - 5443 - 0906 ( 土日祝日を除く 10:00 ~ 18:00 )
選考方法 :

応募作の中から入選作を選考し、入選作の中から受賞作を選考します。


<入選作とは>

最終選考委員によって選ばれた作品のことを入選作といいます。
入選作合計20作品以内のタイトルと作者名(またはペンネーム)は日本経済新聞社より発表されます。
一般部門    10作品以内
ジュニア部門  10作品以内

<受賞作とは>

入賞作の中から、グランプリ、準グランプリ、優秀賞に選ばれた作品のことを受賞作といいます。 受賞作5作品は、日本経済新聞本紙、日経電子版、日経「星新一賞」公式ウェブサイト等において発表する予定です。また、入選作についても上記媒体にて発表する可能性があります。

 

日経「星新一賞」リーフレット(PDF)のダウンロードは「 >> こちら 」から。

オモテ
ウラ

応募は締め切りました。
選考状況、結果につきましては、
こちらの公式ウェブサイトでお知らせしていく予定です。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

星新一について

星新一

星新一

SF作家(1926〜1997年)

 1926年、星新一は当時アジア最大の製薬会社と言われた星製薬の創業者・星一の長男としてうまれました。東京大学農学部卒業後、同大学院に進学し発酵の研究をつづけましたが、24歳のときに父親が急死。大きな負債をかかえていた星製薬の社長に就任したものの、会社を人手にわたすことになりました。
失意の底で途方にくれていたときに目にしたのが「日本空飛ぶ円盤研究会」を紹介する新聞記事でした。想像力の競い合いのようだったこの会合に出席したのをきっかけに、日本初のSF同人誌「宇宙塵」に参加。同誌に書いた「セキストラ」が商業誌「宝石」に転載され、1957年に作家としてデビューします。その翌年に書いた「ボッコちゃん」で自信を得て、SFショートショートのスタイルを確立。星新一は戦後の日本SF界にあらわれた初の専業作家となり、「ボッコちゃん」は1963年にアメリカの雑誌に掲載された初の日本SFとなりました。
日本SF作家クラブ初代会長。代表作に「おーい でてこーい」「きまぐれロボット」「午後の恐竜」など。1968年に作品集『妄想銀行』(および過去の業績)で日本推理作家協会賞を受賞。1969年、インターネット社会を予測した長編『声の網』を発表。1970年には、短編映画「花ともぐら」(原作:花とひみつ)がベネチア国際児童映画祭で銀賞を受賞しました。
1983年に目標だったショートショート1001編を達成し作家を半引退。癌闘病後、1997年に71歳で亡くなりました。翌年、生涯にわたる功績に対して日本SF大賞特別賞が贈られています。
没後も人気はおとろえず、ミリオンセラーの文庫が現在17点。香港の子供向け科学雑誌でショートショート連載、中国、韓国、台湾、インドなどで単行本出版、アメリカと韓国の教科書に作品が選ばれるなど海外でも高く評価され、2009年にはNHK「星新一ショートショート」シリーズが国際エミー賞コメディ部門の最優秀賞を受賞しました。


星新一公式サイト : 「 http://www.hoshishinichi.com/

主催

協賛企業からのメッセージ

IHI

株式会社IHI

IHIグループは、2012年10月に新しいコーポレート・メッセージ「Realize your dreams」を制定しました。ものづくりの技術を結集し、世界中の夢を実現していくことに、全力を傾けていきます。 日経 星新一賞では、皆さんが心に抱く大きな夢や、誰も思いつかないような未来、そしてこれまでの価値観を変える新鮮かつ大胆な発想をお待ちしています。私たちIHIグループが実現したくなるようなアイデアを聞かせてください。

jBCC

JBCCホールディングス株式会社

ITが企業経営への役立ちのみならず、“水や空気”のように生活や社会に無くてはならないものになってきている今、JBCCホールディングスは「ITの可能性を未来の可能性に」をスローガンとして、ITの活用を追い求めています。 星新一賞では、皆さんの“未来を見通す目”を存分に開いていただき、誰もが思い描いたことのない世界を自由に表現してください。未来を見つめ続けることが、より良い社会を創り出すと信じて・・・。

TOKYO ELECTRON

東京エレクトロン株式会社

東京エレクトロン株式会社は今や人々の生活に欠かせない半導体の製造装置事業を基幹とし近年ではフラットパネルディスプレイや太陽光パネル製造装置にも事業を展開しています。「最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します」という基本理念のもと、経営者と社員が一体となって、このダイナミックなグローバル市場の中で、常に技術革新に挑戦し、事業拡大と市場創出により継続的な成長を目指しています。星新一賞では、他の誰も思いつかないようなBeyond Imaginationの未来、これまでの価値観を変えてしまうような大胆な発想、私たち企業をあげて実現したくなるようなアイデアをぜひ聞かせてください。

協力団体からのメッセージ

  • IPS

    小松左京事務所

    小松左京が最も親しく感覚を共有していたSF作家が、星新一さんです。二人とも科学をジョークにしたり新しい技術をネタに遊んだりして、楽しんでいました。また人間をよく観察していて、ユーモアも忘れませんでした。二人ともあちらの世界から、星新一賞の受賞作品を読むのを楽しみにしていると思います。二人をびっくりさせ、喜ばせるような作品を期待しております。

  • IPS

    エヌ氏の会

    エヌ氏の会は、星新一作品を愛読し作品の中を漂い、星空間を楽しむために作られたグループです。星空間には、新しい文明・新しい風刺・新しい惑星が生まれ、皆様を誘っています。危機の中を漂う自分を打破し、明るい希望がある星空間を造るため若いエネルギーと強い正義感が必要です。老若男女、異星人、悪魔、未来人、福の神の皆さんと一緒になって『星新一賞』を応援しましょう! 思考の遊びをしましょう!

  • JAXA

    独立行政法人
    宇宙航空研究開発機構
    (JAXA)

    星新一氏の作品には、宇宙船や宇宙船の乗員など宇宙での活動が数多く登場します。宇宙航空研究開発(JAXA)は、これまでに、宇宙における空想や夢の世界を少しずつ実現してきました。皆様の理系的な発想力と想像力を存分に発揮して、あっと驚く感動や、社会が抱える様々な課題に対する解決策などが数多く提供されるのを期待しています。

  • IPS

    一般社団法人
    情報処理学会

    情報処理学会は星新一賞を応援します。情報処理学会にはコンピュータやネットワーク、人工知能に始まり、音楽やゲーム、ユビキタス等幅広い分野の研究者・技術者が集まっています。その成果としてパソコンやインターネットそしてスマホが我々の生活を劇的に変えてきたことは皆さんご承知の通りです。そしてIT(情報技術)が社会インフラの全てを支えていると言っても過言ではありません。この様にして星新一さんの作品他SFで夢として描かれていたものが次々に現実のものになりました。今後生み出される新しいSF作品のなかから未来に繋げるとてつもない夢を生み出して欲しいと願っています。

  • 世田谷文学館

    公益財団法人
    せたがや文化財団
    世田谷文学館

    世田谷文学館は、「地域の枠を超えて、新しい文学的・文化的な成果を広く発信する拠点」でありたいと願い、子どもから大人まで、誰もが文学を楽しみながら体験できる空間を目指して活動しています。このたびの日経「星新一賞」から誕生するであろう、既成の枠にとらわれない発想と想像力から生み出される作品は、まさに、私たちが心待ちにしている新しい文学です。ぜひ、文学の可能性をともに探求していきましょう。

  • 公立はこだて未来大学

    公立大学法人
    公立はこだて未来大学

    理系の文学賞ということで、「星新一賞」に大変期待しています。公立はこだて未来大は情報系の大学ですが,送り出す学生にはコミュニケーション能力が求められており、それを重視した教育をしています。また情報技術というのはイマジネーション次第でいくらでも面白いことができる分野です。新しい社会の在り方に関するイマジネーションを膨らませ、それを人に上手に伝えるというのが未来大の目標でもあります。理系、特に情報系の若い人達の応募が増えるよう応援して行きたいと思います。

  • 日本SF作業クラブ

    日本SF作家クラブ

    日本SF作家クラブは、SFとファンタジーの普及と発展に寄与することを目的に生まれ、2013年に創立50周年を迎えました。作家、翻訳家、イラストレーター、漫画家、映像作家など幅広いジャンルのクリエイターが所属し、SFとファンタジーの世界を押し広げています。SFは、想像できないことを想像する世界です。星新一賞における「理系文学賞」という、これまでにない視点から、とんでもない想像力が発動され、見たこともない世界が立ち現れそうです。楽しみでもありますが、おちおちしてもいられません。挑戦状、受けて立ちましょう。

  • きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

    きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

    星新一さんのようなショートショートをコンピュータに創作させることを目指している研究プロジェクトです。優れたショートショートをコンピュータが創作できるようになれば、感性を扱えるコンピュータの実現に近づくと考えています。われわれはこの賞に入賞できるような作品をコンピュータに創作させるために頑張ります。そういう意味で人間のみなさまはいわばライバルですが、ぜひ人間の持つ感性のすばらしさをコンピュータに見せつけていただきたいと思います。

  • 独立行政法人 国立科学博物館

    独立行政法人
    国立科学博物館

    国立科学博物館は、地球と生命の進化や科学技術の発展の歴史について研究を行い、約414万点の関連する標本資料を収集・保管しています。そして、その研究成果や標本資料にもとづき、多彩な展示・学習支援活動を実施し、訪れる方々に地球や生命、科学技術について新たな発見や驚き、感動を提供する「想像力の入口」でありたいと願っています。このたび創設された日本の理系的発想を発掘する文学賞「星新一賞」も、地球や生命、科学技術に対する興味関心を育むとても魅力的なプロジェクトです。「理系の知識と考察」と「小説家の想像力」が化学反応を起こし、たくさんのワクワクするような物語が生まれることを期待します。

  • 一般社団法人 人工知能学会

    一般社団法人
    人工知能学会

    人工知能学会はコンピュータ(ロボット)に人間のような知能を持たせることを目指す人工知能の研究者の集まりです。人工知能の目標となっている鉄腕アトムやHAL9000(「2001年宇宙の旅」に出てくるコンピュータ)はSFが想像したものです。われわれはそれらを現実のものとするために頑張っています。星新一賞からわれわれのさらなる魅力的な目標が生まれることを切に願っています。

  • 一般社団法人日本ロボット学会

    一般社団法人
    日本ロボット学会

    我々、日本ロボット学会は、実用開発分野から最先端研究までロボット全般の研究開発を支援する学会です。SFとロボットは切っても切れない仲で、研究開発者の多くは、SF中の人とロボットの共存イメージから発想や夢を頂いています。一方、現実はかつてSFが描いた世界に近づき、社会に様々なロボットが現れており、SFとロボット研究が相互に影響を与え合うようになってきていると思います。SFにもロボット研究開発にも、誰もが見たことの無いような斬新な未来が求められています。皆さんの大胆なイマジネーションに期待致します。

  • 特定非営利活動法人ロボカップ日本委員会

    特定非営利活動法人
    ロボカップ日本委員会

    ロボカップでは、「21世紀半ばまでに、ヒューマノイドロボットがサッカーのチャンピオンチームと試合を行い勝利する」を目標としてロボットの研究開発を行っています。自律型ロボットがサッカーの試合を行ったり、災害現場で活躍できるロボットや一般の家庭で役に立つロボットが開発されたりしています。不可能とも思える目標に近づくには技術の積み重ねも必要ですが、大胆な発想の転換が重要になる場合があります。想像の世界には不可能はありません。みなさんの斬新なアイデアに期待してます。

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