理系的発想からはじまる文学賞 第8回 日経「星新一賞」

理系的発想からはじまる文学賞 第8回 日経「星新一賞」

審査結果発表

一般部門

グランプリ(星新一賞)

「繭子」

村上 岳

詳細はこちら >>

優秀賞(東京エレクトロン賞)

「『ペンを取ってくれませんか?』」

松樹 凛

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優秀賞(アマダ賞)

「詠人不知 よみびとしらず」

明野 海

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優秀賞(旭化成ホームズ賞)

「インテリ金次郎」

大木 裕史

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優秀賞(スリーボンド賞)

「時の器」

鵜川 龍史

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優秀賞(図書カード賞)

「犬。」

鈴木 夢翔

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ジュニア部門

グランプリ(星新一賞)

「ケラの幸福論」

窪田 美空

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準グランプリ

「葬儀のスピーチ」

高橋 実鈴

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優秀賞※ 優秀賞についてはお名前の50音順で記載しています。

学生部門

グランプリ(星新一賞)

「二〇五〇年度 K大学 入学試験問題
(オンライン型・文理融合学類)」

橋口 創一

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準グランプリ

「執筆支援ソフト」

泉 空夜

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優秀賞

「彩話師」

中川 朝子

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※ 一般部門1,867作品、学生部門255作品、ジュニア部門217作品の応募がありました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

※ 受賞作品は「 honto 」にて無料配布しています。ダウンロードには利用開始登録(無料)が必要です。

トピックス

2021/03/11 [Thu]
受賞作品の詳細を公開しました。
2021/03/05 [Fri]
第8回星新一賞オンライン表彰式動画配信のお知らせ
2021/02/17 [Wed]
第8回 日経「星新一賞」受賞者が決定
2021/02/12 [Fri]
オンライン表彰式開催のお知らせ
2020/12/08 [Tue]
3次審査通過作品はこちらから。
2020/10/01 [Thu]
応募総数を発表しました。
2020/10/01 [Thu]
第8回日経「星新一賞」応募受付を終了いたしました。
2020/08/26 [Wed]
AIXオンラインセミナー「AIで小説を書こう!」の開催
2020/07/30 [Thu]
オンラインセミナー「AIで小説を書いてみよう!」にご参加ください。
2020/07/28 [Tue]
小中学校授業で、動画「物語を発明しよう」をご活用ください。
2020/07/08 [Wed]
ジュニア部門対象!「物語を発明しよう」の動画公開中!
2020/06/01 [Mon]
第8回日経「星新一賞」応募受付を開始いたしました。
2020/05/20 [Wed]
第8回日経「星新一賞」公式ウェブサイトを公開しました。

ビジョン

生涯で1000以上もの作品を
生みだした星新一。
その中には、理系的な発想力によって
つくられた物語が数多くあります。
「理系文学」ともいえるそれらの作品は、
文学としての価値のみならず、
現実の科学をも強烈に刺激してきました。
すぐれた発想は、
いまもまだ読み手の心をくすぐり、次なる発想を生みだしているのです。

今、日本に必要なのはこの圧倒的想像力。
我々は「理系文学」を土俵に、
アイデアとその先にある物語を競う賞、
日経「星新一賞」を開催します。

「物語る星」第8回日経「星新一賞」開催にあたって

太陽系の第三惑星《地球》に生きるホモ・サピエンスであるあなたは、地球誕生から46億年、太陽の寿命まであと50億年といわれる現在、星空をながめながら、地下鉄にのりながら、あるいはAIに話しかけながら、いったいどんな未来を想像しているのでしょうか? 現生地球人だけでなく、遠い星、遠い未来のだれかが読んだときにも、「おっ。おもしろいな、これ」と言ってもらいたい! という文学賞です。

2020年5月20日
星新一次女・星ライブラリ代表:星マリナ

CM

審査員紹介 (順不同)

  • 中江有里 女優•作家

    女優・作家。1973年大阪府生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。数多くのTVドラマ、映画に出演。2002年「納豆ウドン」で第23回「NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞し、脚本家デビュー。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。映画『学校』、『風の歌が聴きたい』などに出演、2020年『海辺の映画館-キネマの玉手箱』が公開予定。著書に『わたしの本棚』(PHP研究所)、『残りものには、過去がある』(新潮社)、『トランスファー』(中央公論新社)など。現在、報道番組のコメンテーターや読書に関する講演、小説、エッセイ、書評も多く手がける。 文化庁文化審議会委員。2020年より、歌手活動を再開。

    子どもの頃から、読むこと、書くことが好きでした。理由はわかりません。山登りが好きな人はそこに山があるから登る、のと同じく、目の前に本があるから読むし、そばに紙とペンがあるから書いていました。
    好きだったことを職業にしてみて、段々と「好き」の理由がわかってきました。読むのは単純に楽しかったからということもあるけど、自分だけの世界に入れるから。本は入ってくる人を誰でも受け入れて、何時間でもそこに居させてくれます。現実が辛い時、本は非常口になって、しばし逃避もさせてくれました。
    書くのは想像を巡らせることが楽しかったからということもあるけど、自分だけの世界を作れるから。でも不思議なことに、書いてみるまで自分がどんな世界を作りたいかはよくわかりません。漠然と浮かんだ自分の世界を言葉で立ち上げていくうちに、自分がどんな世界を欲しているのかが見えてくるのです。出来上がって改めて読むと、その世界は自分が作った世界であるのに、もう自分が想像を超えた世界になっている……それが書くことの醍醐味だと思います。
    皆さんの作り上げた物語世界に入らせてもらえる、それを何より楽しみにしております。

  • 中島秀之 札幌市立大学 学長

    大学院生であった1978年に当時世界最高峰のAI研究者の集積であったMIT人工知能研究所に留学して以来、40年以上AIの研究を続けている。1983年東大情報工学専門課程修了(工学博士)。同年より日本のAI研究の最高峰であった電総研に入所。産総研サイバーアシスト研究センター長、公立はこだて未来大学学長、東大先端人工知能学教育寄付講座特任教授を経て2018年4月より現職。株式会社未来シェア取締役会長。著書に「知能の物語」「スマートモビリティ革命」(公立はこだて未来大学出版会)、「人工知能~その到達点と未来~」(小学館)、「AI事典」(近代科学社)、「Prolog」(産業図書)など多数。2019年10月「情報化促進貢献個人等表彰」経済産業大臣賞を受賞。

    私は「理系の文学賞」である星新一賞の設立と、そして応募要領に謳われている、プログラムによる投稿作品を作る「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」の両方に関わってきました。今回審査員を務めることは大変光栄です。
    我々AI研究者が設立に携わったことで募集要項にコンピュータの作品でも良いということが盛り込まれました。コンピュータの作品でも良いと書いたからには応募作品を作らねばなりません。そこで前記のプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは思いの外(いや、予想通りに)難航して、なかなか満足できる作品ができません。「落ち」が最難関です。落ちというのは読者の期待を裏切るところが良いのですが、常識を持たないプログラムには、そもそもその「期待」がないのです。3年目には、人間との共同で仕上げた作品が予選を通過しました。プログラムによる作品が予選を通過したことで世の中に予想外のインパクトを与えました。ダン・ブラウンの、AIを扱った小説『オリジン』でも言及されたほどです。
    今後、我々以外のところからコンピュータによる作品が出てくるのが楽しみです。もちろん、人間による作品の方が素晴らしいと信じていますが。

  • 上田早夕里 作家

    兵庫県生まれ。神戸海星女子学院卒。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、プロ作家デビュー。SF、歴史小説などを執筆している。2010年刊行の『華竜の宮』で「ベストSF2010」国内篇第1位を獲得、第32回日本SF大賞を受賞。2016年刊行の『夢みる葦笛』で「ベストSF2016」国内篇第1位を獲得。主な著作に『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』などがある。2017年刊行の『破滅の王』で第159回直木賞候補となった。


    星新一さんの作品とは、小学校低学年の頃に初めて出会った。学習誌に挿絵入りで掲載されていた「はなとひみつ」がそれである。一瞬で物語の世界に魅了され、読了後、「もしかしたら、このロボットは本当に存在するのではないか」とまで思い込み、花壇を目にするたびに胸をときめかせたものだった。
    ほんのささやかな形でも科学と結びついた文学は、ときとして、そのような夢想すら読み手に抱かせる。星作品が描き出す夢と悪夢は、その後も私の心を揺さぶり続けてくれた。
    本年度はいつにも増して、科学的思考と文学との結びつきに、世の中から広く関心が集まる年になるだろう。今の、この現実を前にして、自分が何を語りたいのか、この先どのような夢を見たいのか、どんな希望をつくり出したいのか、何を変えていきたいのか、応募者の方々には自由に綴ってもらいたい。楽しい物語でも、涙があふれる物語でも、怖い物語でも構わない。社会の欠陥や絶望を赤裸々に描く物語でも歓迎する。こんなことを書いてはいけないのではないかなどと心配せず、想像力を使い尽くしてほしい。
    この世に射し込む、一条の鋭い光となるような作品を期待している。

  • 橋本幸士 理論物理学者 大阪大学教授

    大阪大学大学院理学研究科教授。専門は弦理論、素粒子物理学、理論 物理学。1973年生まれ、大阪育ち。2000年、理学博士(京都大学)。カリフォルニア大学サンタバーバラ校、東京大学、理化学研究所(橋本数理物理学研究室主宰)などを経て、2012年より現職。著書に『Dブレーン』(東京大学出版会)『ディープラーニングと物理学』『超ひも理論をパパに習ってみた』『「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた』(講談社サイエンティフィク)などがある。『小説すばる』にてエッセイ『異次元の視点』を連載。アートと物理学の境界を様々な形で探り、特に演劇、メディア等の活動も行う。日本シャーロックホームズクラブ関西支部会員。

    私は理論物理学者で、日々、サイエンスに現れる様々な概念とそれにまつわる数式と格闘しながら、1日の大半を過ごしています。サイエンス用語と概念が自分の生活そのものとなっているので、例えばハードSFを読むことはできません。なぜなら、そのサイエンスとのギリギリの境界が気になってしまい、ストーリーが頭に入らないからです。だから、シャーロックホームズという世界最初の科学探偵に傾倒することに甘んじているのかもしれません。
    サイエンスはフィクションでは無いので、SFとサイエンスは相容れないもの、そう思っていた学生の頃もありました。しかし実際は、かなり近いものかもしれない。私は、超弦理論や素粒子論といった実際のサイエンスのフロンティアに身を置いてもう20年以上になりますが、本当のサイエンスはフィクションとの境界線が曖昧になっており、むしろ、フィクション的な想像から生み出される爆発的な力がサイエンスのフロンティアを作ってきている場合もあることを、身をもって多く経験してきました。
    本当のサイエンスは、世界の見方を根底から覆します。それは、文学にも当てはまります。皆さんの作品を読むことで、私のサイエンスが大きく影響を受けるかもしれない。そんな科学実験を、本審査員に就任することで自ら実行できることに、大きな喜びを感じています。

  • 落合陽一 メディアアーティスト、筑波大学准教授

    メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。筑波大学准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。筑波大学学長補佐、内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員などを歴任。受賞歴としてWorld Technology Award、Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prize、Laval Virtual Awardを4年連続5回受賞、SXSW Creative Experience ARROW Awards など多数。近著として「デジタルネイチャー(PLANETS)」、「2030年の世界地図帳(SBクリエイティブ)」、写真集「質量への憧憬(amana)」。「物化する計算機自然と対峙し,質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している

    中高生の頃,星新一をたくさん読んだ.暇さえあれば読んでいて,そのまま本棚に突っ込んで,実家の本棚の1列分はあったから結構読んだと思う.しかし僕は猛烈に忘れっぽいから,何を読んだか本当に何も覚えていない.特に少年時代の記憶は曖昧で,タイトルで思い出せるのは「午後の恐竜」くらいだ.当時星新一を薦めてくれた中学校の先生の名前も,最初の本を貸してくれた友達の顔も思い出せない.
    審査員を引き受けるにあたり,著作を何本か読み返した.表紙に見覚えはあるのだけれど,読んでいた状況が何も思い出せない.しかしストーリーを読み進めながら奇特な体験をする.「この後この人々こう動くよな」ということだけがギミック抜きで思い出せるのだ.この時差つきの「会話や行動に伴う記憶の再生」に「妙なリアリティ」を感じている.SFの主題の「もしも」や「起承転結」は忘却の彼方に行っているのに,登場人物の身体性や精神性だけは台詞回しから伝わってきて,身体をなぞるように記憶が蘇ってくる.
    ははぁ,なるほど,名作が時代を超えるということはこういうことなのかもしれない.SF的道具の使いこなしのうまさは,人間理解と直結しているのだなぁと感じ入る,当たり前のことかもしれない,しかし身体性を伴って脳で咀嚼したこの直感は忘れたくない.
    テックによるギミックをアーティストとして,研究者として,起業家として正直飽き飽きするほど普段見ている.ただその真新しさの裏にある染み付いた人間性のようなものを,小道具を廃してどうやって考えられるか.もちろん小道具を楽しむギークでいたいものの,どちらも楽しみたいのが本音だ.
    現実の社会に自然が混入し,SFよりも現実の方のリアリティが揺らぐなかで,ギミックを伴いつつ,時代を超えるような身体性や思考のリアリティがある作品を読んでみたい.
    こんな栄えある賞の審査の機会を頂き光栄の極み,この興奮をどうするべきか.そうだ,中学生の頃,星新一のショートショートをかじり付くように読んだ自分にいつかタイムマシンで伝えよう.「考えるな,身体で感じろ」と.

最終審査はこちらの5名に加え、
日本経済新聞社 編集局編集委員
滝順一が行います。

中間審査員について

審査員による最終審査の前段階にて、
以下の方々が中間審査を行います。

大森望
:翻訳家、書評家、SFアンソロジスト
鏡明
:SF作家、評論家
牧眞司
:SF研究家、文芸評論家
山岸真
:SF翻訳業

募集部門

  • 一般部門

    対象
    制限なし
    課題
    あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください。 (規定字数:10,000文字以内)
    応募締切
    2020年9月30日(水) 24 : 00
  • 学生部門

    対象
    応募時点で学校(専門学校を含む)に在学中で、かつ25歳以下
    課題
    30年後の未来を想像して物語を書いてください。(規定字数:10,000文字以内)

    ※ 今から30年前には、携帯電話やインターネットは身近なものとして存在していませんでした。それらの事実を踏まえて、30年後の未来がどうなっているか想像してください。

    応募締切
    2020年9月30日(水) 24 : 00
  • ジュニア部門

    対象
    中学生以下
    課題
    100年後の未来を想像して物語を書いてください 。(規定字数:5,000文字以内)
    応募締切
    2020年9月30日(水) 24 : 00

募集詳細

※作品の応募は締め切りました。

賞金・賞品 :

一般部門

グランプリ( 星新一賞 )

 正賞 ホシヅルトロフィー
1作品 副賞 100万円

優秀賞( 東京エレクトロン賞 )

 1作品 副賞
セレストロン社製 天体望遠鏡 『NexStar 6SE』
+ 純正の天体望遠鏡用カメラT-アダプター

優秀賞( アマダ賞 )

 1作品 副賞
天賞堂オリジナル ブラス(真鍮)製
鉄道模型 1/80 16.5mmゲージ
カシオペア牽引用電気機関車(EF510)
アマダの特製台座・プレート付き

優秀賞( 旭化成ホームズ賞 )

 1作品 副賞
YAMAGIWA
フランク・ロイド・ライト
TALIESIN™ 3 (ウォルナット)

E12 クリア小丸電球Tタイプ 10W×5
高・752 巾・□210mm 3Kg
ウォルナット材 クリアマット塗装仕上
※ E12は電球の口金のサイズ
※ □は「210mm角」の意味

優秀賞( スリーボンド賞 )

 1作品 副賞
ペリカン社製 スーベレーン800 万年筆・ボールペン レザーケースセット
ボトルインク付き

優秀賞( 図書カード賞 )

 1作品 副賞
図書カードNEXT 5万円分 (西洋絵画シリーズ 10000円×5枚)

学生部門

グランプリ( 星新一賞 )

 正賞 ホシヅルトロフィー
1作品 副賞 50万円

準グランプリ

 1作品 副賞 15万円

優秀賞

 1作品 副賞 5万円

ジュニア部門

グランプリ( 星新一賞 )

 正賞 ホシヅルトロフィー
1作品 副賞 図書カード10万円分
副賞 汐文社《SFショートストーリー傑作セレクション》
第二期シリーズ全4巻

準グランプリ

 1作品 副賞 図書カード5万円分
副賞 汐文社《SFショートストーリー傑作セレクション》
第二期シリーズ全4巻

優秀賞

 3作品 副賞 図書カード3万円分
副賞 汐文社《SFショートストーリー傑作セレクション》
第二期シリーズ全4巻

全部門共通

新潮社製

ホシヅルマグカップ
ホシヅルいっぴつせん

世田谷文学館

企画展ペアチケット

国立新美術館

企画展ペアチケット

日経サイエンス

4月号・5月号

国立科学博物館

特別展ペアチケット

ホシヅルトロフィー

応募規定 :
  • 応募部門は、一般部門、学生部門、ジュニア部門の3部門です。
  • 学生部門は、応募時点で学校(専門学校を含む)に在学中で、かつ、25歳以下のみが応募可能です。審査の過程において、学生証のご提示をお願いすることがありますのでご了承ください。
  • ジュニア部門は中学生以下のみが応募可能です。
  • 一般部門に年齢制限は設けませんが、一般部門、ジュニア部門、学生部門に同じ作品を重複して応募することはできません。
  • グループによる共同作品の応募や学校単位での参加を認めます。複数の執筆者による共同作品の場合、応募フォームには代表者1名の情報を記載し、ペンネームの欄にグループ名を記載してください。ジュニア部門、学生部門への応募については、グループメンバー全員が締切時点で応募基準を満たしていることが条件となります。
  • 応募原稿は、日本語による未発表原稿に限ります。(本賞応募のために一部改変を加えていただければ可)縦書き、横書きは問いません。
  • 人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。
    審査の過程において、人工知能をどのように創作に用いたのかを説明して頂く場合があります。
  • 応募資格で、プロ・アマチュアは問いません。また、第1回〜第7回 日経「星新一賞」の受賞者・入選者の応募も可とします。
  • 文量は、一般部門を10,000字以内、学生部門を10,000字以内、ジュニア部門を5,000字以内とします。空白は文字数としてカウントしません。
  • 応募原稿用紙の体裁は自由となります。(縦横の比率、余白、行数等)
  • 原則、電子ファイルのみ受け付けます。日経「星新一賞」公式サイト上の応募フォームから送付してください。(作品の事務局への持ち込みは禁止とさせていただきます)"Microsoft Word"、"テキスト"( .doc / .docx / .txt / .rtf )のみ受付けます。ジュニア部門は、原稿用紙を使用した郵送での応募も受付けます。郵送先:〒105-0014 東京都港区芝2-22-15 STKビル6F 星新一賞事務局
  • 作品とは別に、必ずあらすじをご用意ください。PC・スマホからのご応募及びジュニア部門の郵送共に200文字程度でお願いします。本文にはカウントしません。
  • 応募フォームに、①作品タイトル、②氏名(ペンネーム使用のときは必ず本名を併記)またはグループ名と代表者名、③生年月日、④連絡のつく電話番号、⑤メールアドレス、⑥職業(学校名)、⑦在住の都道府県または国名、⑧応募部門、⑨個人/グループ、⑩あらすじ(200文字程度)を入力してください。ジュニア部門の郵送の場合は最初の1枚に記載してください。なお審査の過程では、公平を期すために審査員への個人情報の開示は一切行いません。
  • (ジュニア部門の)郵送作品はホチキス禁止となっております。クリップ止めを推奨します。
  • 締切日は、9月30日(水)24:00とします。(ジュニア部門の郵送によるご応募の場合は、9月30日(水)必着とします。ただし、学校等の団体がとりまとめて複数作品を郵送にて応募する場合は、9月28日(月)必着とさせていただきます。ご了承ください。)
  • 結果発表、贈賞イベントは、2月下旬を予定しています。詳細は日本経済新聞紙面、公式サイト等で発表する予定です。

第8回 日経「星新一賞」ジュニア部門に、データ送信ではなく郵送で応募される方は、以下を印刷してご利用ください。原稿用紙は、市販のものを使っていただいてもかまいません。
①200字詰めの原稿用紙
②応募作品につける表紙
③まとめて郵送する場合の代表者記入用紙

注意事項 :
  • ※ 作品のタイトルは、応募される原稿ファイル中にも必ずお書きください。
  • ※ 作品の最後に、<終>や<了>などを入れてください。
  • ※ 応募原稿中には、ご応募者様の名前などの個人情報は一切記載しないでください。
  • ※ 作品中で実在する企業名、本人が特定できる個人名を使用するのはご遠慮ください。
  • ※ 他の文学賞等との二重投稿はご遠慮ください。
  • ※ 応募原稿はいかなる場合も返却しません。必要な方はコピーをおとりになるかファイルをお手元に保存してください。
  • ※ 審査、審査過程に関するお問合わせには応じられません。
  • ※ 万が一、応募された作品に、他作品からの盗用、アイデア等の盗用・模倣、本人以外の執筆・加筆、年齢・学年等の虚偽が判明した場合は、結果発表後であっても授賞を取り消す場合があります。
  • ※ 受賞作は、受賞発表後3年間、日本経済新聞社に対し、書籍化、電子データ化、映像化、ゲーム化、海外翻訳その他の態様で利用する権利(および第三者に利用を許諾する権利)を、独占的に許諾していただきます。受賞作の利用により日本経済新聞社が対価を得た場合、作者に規定の使用料をお支払いします。
  • ※ 受賞作が複数執筆者による共同作品であった場合、応募時の代表者と利用許諾契約を締結させていただきます。代表者は執筆者全員から契約締結の権限を授与されていることを前提とさせていただきますので、ご了承のうえ応募してください。作品の使用料も代表者の方にお支払いいたします。
  • ※ 作品のタイトルは、日経「星新一賞」の広告や公式サイト等の関連媒体に事前の告知なく使用させていただく可能性がございます。予めご了承ください。
  • ※ 受賞作は電子データとして「honto」より無料で配信される予定です。この電子データの配信について印税は支払われません。
  • ※ 副賞は協賛企業の都合により、変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • ※ 本賞は、受賞者の次作以降の出版を保証するものではありません。
  • ※ その他、個人情報の取り扱い、諸権利等、応募にあたっての注意事項は、「 >> こちら 」に記載しております。必ずご確認の上、ご応募ください。
  • ※ 審査結果の通知に関しましては、年末をめどに途中段階の通過作品名およびエントリー番号を当サイトで発表予定です。

お問合わせ先 : 星新一賞事務局

電話・FAX番号 03-5443-0906 ( 土日祝日・年末年始を除く 10:00~18:00 )

<受賞作とは>

一般部門・学生部門・ジュニア部門において、最終審査にて選定された作品のうち、一般部門グランプリ、東京エレクトロン賞、アマダ賞、旭化成ホームズ賞、スリーボンド賞、図書カード賞、学生部門グランプリ、準グランプリ、優秀賞、ジュニア部門グランプリ、準グランプリ、優秀賞に該当した作品のことを受賞作といいます。 受賞作は、日本経済新聞本紙、日経電子版、日経の電子データ、日経「星新一賞」公式サイト等において発表する予定です。

作品の募集は締め切りました。
選考状況、
結果については、
こちらの公式ウェブサイトで
お知らせしていく予定です。
たくさんのご応募、
ありがとうございました。

星新一について

星新一 SF作家(1926~1997年)

1926年、星新一は当時アジア最大の製薬会社と言われた星製薬の創業者・星一の長男としてうまれました。東京大学農学部卒業後、同大学院に進学し発酵の研究をつづけましたが、24歳のときに父親が急死。大きな負債をかかえていた星製薬の社長に就任したものの、会社を人手にわたすことになりました。失意の底で途方にくれていたときに目にしたのが「日本空飛ぶ円盤研究会」を紹介する新聞記事でした。想像力の競い合いのようだったこの会合に出席したのをきっかけに、日本初のSF同人誌「宇宙塵」に参加。同誌に書いた「セキストラ」が商業誌「宝石」に転載され、1957年に作家としてデビューします。その翌年に書いた「ボッコちゃん」で自信を得て、SFショートショートのスタイルを確立。星新一は戦後の日本SF界にあらわれた初の専業作家となり、「ボッコちゃん」は1963年にアメリカの雑誌に掲載された初の日本SFとなりました。
日本SF作家クラブ初代会長。代表作に「おーい でてこーい」「きまぐれロボット」「午後の恐竜」など。1968年に作品集『妄想銀行』(および過去の業績)で日本推理作家協会賞を受賞。1969年、インターネット社会を予測した長編『声の網』を発表。1970年には、短編映画「花ともぐら」(原作:花とひみつ)がベネチア国際児童映画祭で銀賞を受賞しました。1983年に目標だったショートショート1001編を達成し作家を半引退。癌闘病後、1997年に71歳で亡くなりました。翌年、生涯にわたる功績に対して日本SF大賞特別賞が贈られています。没後も人気はおとろえず、ミリオンセラーの文庫が現在18点。香港の子供向け科学雑誌でショートショート連載、中国、韓国、台湾、インド、チェコ、ベトナム、セルビア、フランスなどで単行本出版、アメリカ、韓国、ノルウェーの教科書に作品が選ばれるなど海外でも高く評価され、2009年にはNHK「星新一ショートショート」シリーズが国際エミー賞コメディ部門の最優秀賞を受賞、2017年には韓国国立劇団による星作品8話のオムニバス公演が、東亜演劇賞の演出賞など3部門を受賞しました。


星新一公式サイト :
https://hoshishinichi.com/

協賛企業

東京エレクトロン株式会社

東京エレクトロン株式会社

東京エレクトロン(TEL)は、IoT、5G、AIの普及に欠かすことのできない半導体をつくる装置=半導体製造装置事業を主軸とし、フラットパネルディスプレイ製造装置にも事業を展開しています。「最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します」という基本理念のもと、ダイナミックなグローバル市場の中で、ナノテクロノジー技術を駆使した新たな価値の創出により持続的な成長を目指しています。星新一賞では、未来の技術につながるような斬新なアイデアや、これまでの価値観を変えてしまうような新しい世界が、数多く描き出されることを楽しみにしています。

株式会社アマダ

株式会社アマダ

皆さんの想像や発想がカタチとなり、多くの人に刺激を与え新しい技術の誕生につながる。そうして皆さんのアイデアが現実になっていく。これこそ星新一賞の可能性ではないでしょうか。私たちアマダグループは「金属を加工するグローバルメーカー」として、創業以来、製造業の方々と常に刺激を与え合うことで世の中に貢献してまいりました。IoTを活用する「金属を加工するマシン」をいち早く市場に投入し、モノづくりに関わる世界中の皆さんの課題を解決し、私たちは常に新しい技術の創造に挑戦し続けています。私たちのモノづくりと技術の発展に刺激を与える、皆さんが描く未来の夢をお聞かせください。

旭化成ホームズ株式会社

旭化成ホームズ株式会社

敷地の個性や、周辺環境の制約、そして災害などの万一のリスク。当社の戸建住宅「ヘーベルハウス」を展開する旭化成ホームズは、『ALL for LONGLIFE』をブランドスローガンに、お客様の「いのち」「くらし」「人生」の3つのLIFEを共に支えることを日々探求しています。星新一賞では、世の中の「いのち」「くらし」「人生」を豊かにする作品、そして時代を経ても色褪せない「LONG LIFE」な作品に出会えることを楽しみにしております。

株式会社スリーボンド

株式会社スリーボンド

まずは新型コロナウイルスに罹患された皆さまと影響を受けた方々にお見舞い申し上げます。さて戦後間もない1955年、東京・京橋の雨上がりの交差点で、自動車から漏れ落ちた一滴のオイル。その虹色に輝くオイルを見た創業者は「エネルギーのロスを防ぐことにより社会に貢献したい。」と考えました。試行錯誤の末、画期的な自動車エンジンの接合部のオイル漏れを防ぐシール剤「液状ガスケット」の開発に成功。それから60余年。世界中のお客様のご要望を満たすオンリーワンの製品開発と、未来の産業界の発展に向けた次世代の製品開発に注力しています。星新一賞では皆さんのあふれ出る創造力を活かした作品が読者をドキドキワクワクさせるのみにとどまらず、そのアイディアやストーリーが産業界の技術革新につながることを期待しています。新型コロナウイルスにより多方面で影響が出ておりますが、皆様方におかれましては、時節柄どうぞご自愛下さい。

日本図書普及株式会社

日本図書普及株式会社

図書カードNEXTは、本との出会いを届けるギフト。図書券が誕生してから今年で60年を迎えます。デジタル隆盛の昨今、読書そのものがさまざまな形に変化を遂げ、お客様の文字や活字とのふれあい方も多種多様になっています。それでも、多くの人が読書の感動や喜びを共有したいという気持ちは、いまもって色褪せることはありません。読書は本の作者と読者との対話です。ぜひ、多くの方の心を揺さぶるような皆さんの作品を楽しみにしています。

協力団体

  • 小松左京ライブラリ

    小松左京ライブラリ

    2020年は歴史に刻まれる年となりました。病院、研究機関など様々な現場で、未知のコロナウィルスの被害を抑え一人でも多くの人の命を救おうとする、厳しい戦いが繰り広げられています。小松左京は、半世紀前に発表した未曾有宇のパンデミックをモチーフとする『復活の日』において、あらゆる事実の積み上げとSFならではの制約なきイマジネーションを駆使し、人類滅亡の可能性を秘めた感染症危機とその本質を浮き彫りにしようと試みました。2020年の第8回星新一賞には、人類とコロナウイルスの戦いを目の当たりにしたうえで創り上げた作品が多数寄せられるのではないでしょうか。イマジネーションのフィルターを通して刻まれた現在の大切な記録であるそれらの作品が、未来に襲いくる危機に対する大切なワクチンとしても活かされることを心より願います。

  • 一般社団法人日本SF作家クラブ

    一般社団法人
    日本SF作家クラブ

    「星新一賞」は今回で8回目を迎えます。それもひとえに、過去7回にわたり作品を応募してくださった皆様のおかげです。8回目を迎える現在、世間は新型コロナ肺炎による影響で、人の移動もままならない状況です。人類にとって、これははじめての経験と指摘する識者も少なくありません。だが、こうした現実を予測したSFは少なくありません。SFは未来予測のためのものではありません。しかし、現代社会を見つめ直すツールではあります。そうしたことを考えるなら、第8回「星新一賞」に応募することは皆さんの人生にも少なからず意味をもたらすものではないでしょうか。そうした文学賞である「星新一賞を」応援できるのはわたしたちの最大の喜びです。

  • エヌ氏の会

    エヌ氏の会

    ★「夢を書くひと」<星新一氏を囲む会>を開催していた頃、星先生から常備薬『ベンザリン』をいただいた。「いつも飲んでいる。この薬を飲むと、夜、夢を見ないんだ」と、おっしゃって笑う。それを聞いていた参加者が言う。「ベンザリンが先生の夢を食べているのですね」。「うまい考えだ。しかし、少し違うよ。夢を見ない代わりに、夢を原稿に書いているからね」と、おっしゃっているのを思い出した。星新一賞も夢がある。大きな夢を現実化する理系小説に期待しています。

  • きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

    きまぐれ人工知能プロジェクト
    作家ですのよ

    第3回の一次審査通過以来ぱっとした結果を収めることができていません。プロジェクトを開始するときに予想していたように入賞までの道のりはまだまだ遠いようです。人工知能にとって創造性は依然として高い壁になっていますが、引き続き頑張っていきます。人工知能にシナリオを作らせる部分を開発中なのでその完成を目指します。

  • 独立行政法人 国立科学博物館

    独立行政法人
    国立科学博物館

    国立科学博物館は、動植物など自然史に関する標本や、科学技術の発展に関する資料を収集・保管し、それに関する調査研究を行っています。そしてそれらをもとに行う多彩な展示や学習支援活動を通じて、理系的な知識の提供だけでなく、発見や驚き、感動をあわせて提供する、「想像力の入口」でありたいと願っています。「星新一賞」をきっかけに、「理系的な知識」と「想像力」が融合された魅力的な作品が生まれ、さらにそれらの作品が今度は読者の想像力を刺激する。そういった、想像力の連鎖が起きることを期待しています。

  • 一般社団法人 情報処理学会

    一般社団法人
    情報処理学会

    情報処理学会は星新一賞を応援します。情報処理学会にはコンピュータやネットワーク、人工知能に始まり、音楽やゲーム、ユビキタス等幅広い分野の研究者・ 技術者が集まっています。その成果としてパソコンやインターネットそしてスマホが我々の生活を劇的に変えてきたことは皆さんご承知の通りです。そしてIT(情報技術)が社会インフラの全てを支えていると言っても過言ではありま せん。この様にして星新一さんの作品他SFで夢として描かれていたものが次々に現実のものになりました。今後生み出される新しいSF作品のなかから未来に繋げるとてつもない夢を生み出して欲しいと願っています。

  • 一般社団法人 人工知能学会

    一般社団法人
    人工知能学会

    人工知能学会はコンピュータ(ロボット)に人間のような知能を持たせることを目指す人工知能の研究者・技術者の集まりです。人工知能の目標となっている鉄腕アトムやHAL9000(「2001年宇宙の旅」に出てくるコンピュータ)はSFが創造したものです。われわれはそれらを現実のものとするために頑張っています。星新一賞からわれわれのさらなる魅力的な目標が生まれることを切に願っています。

  • 公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷文学館

    公益財団法人
    せたがや文化財団 世田谷文学館

    「きょうの想像力があすを築く」。星新一さんのこの言葉を、世田谷文学館が2014年夏に開催した「日本SF展・SFの国」のキャッチコピーにさせていただきました。展覧会では、星さんの頭脳そのものともいえる自筆のアイデアメモなどご紹介しましたが、いずれの展示資料からも、星さんの「想像力」のとてつもないエネルギーが発せられており、私たちを圧倒しました。どうか星さんに負けない「想像力」で、選考委員の方々をあっと言わせる作品に挑んでください。応援しています。

  • 一般社団法人 日本ロボット学会

    一般社団法人
    日本ロボット学会

    我々、日本ロボット学会は、実用開発分野から最先端研究までロボット全般の研究開発を支援する学会です。SFとロボットは切っても切れない仲で、研究開発者の多くは、SF中の人とロボットの共存イメージから発想や夢を頂いていま す。一方、現実はかつてSFが描いた世界に近づき、社会に様々なロボットが現れており、SFとロボット研究が相互に影響を与え合うようになってきていると思います。SFにもロボット研究開発にも、誰もが見たことの無いような斬新な未来を求められています。皆さんの大胆なイマジネーションに期待致します。

  • 特定非営利活動法人 ロボカップ日本委員会

    特定非営利活動法人
    ロボカップ日本委員会

    ロボカップでは、「21世紀半ばまでに、ヒューマノイドロボットがサッカーのチャンピオンチームと試合を行い勝利する」を目標としてロボットの研究開発を行っています。自律型ロボットがサッカーの試合を行ったり、災害現場で活躍できるロボットや一般の家庭で役に立つロボットが開発されたりしています。SFの世界で空想されたものが現実の製品として実現されているものも数多く現れています。不可能とも思える目標に近づくには日々の技術の積み重ねが必要ですが、時には大胆な発想の転換が重要な契機になる場合があります。想像の世界には不可能はありません。みなさんの斬新なアイデアに期待してます。

  • 青山学院大学

    青山学院大学

  • 国立大学法人 お茶の水女子大学

    国立大学法人
    お茶の水女子大学

    「理系的発想力」を発揮してつくられた物語、なんて魅力的な響きでしょうか。お茶の水女子大学は1875年に創立されて以来、理系女性教育にも力を注いできました。みずみずしい発想が、物語を通して未来への創造につながることを期待しています。それぞれの応募作品において、サイエンスのきらめきを感じとる瞬間が楽しみです。

  • 公立大学法人 公立はこだて未来大学

    公立大学法人
    公立はこだて未来大学

    理系の文学賞ということで、「星新一賞」に大変期待しています。公立はこだて未来大は情報系の大学ですが,送り出す学生にはコミュニケーション能力が求められており、それを重視した教育をしています。また情報技術というのはイマジネーション次第でいくらでも面白いことができる分野です。新しい社会の在り方に関するイマジネーションを膨らませ、それを人に上手に伝えるというのが未来大の目標でもあります。理系、特に情報系の若い人達の応募が増えるよう応援して行きたいと思います。

  • 独立行政法人 国立高等専門学校機構

    独立行政法人
    国立高等専門学校機構

    国立高等専門学校機構では、15歳から5年間の一貫教育を行う世界に誇れるユニークな高等教育機関である高等専門学校(高専)を全国に51校設置し、地域と世界が抱える諸課題に果敢に立ち向かう、深い科学的思考に根差した創造的・実践的技術者を育成しています。理系的発想力や想像力に富む文学より、科学と夢に興味を持つ方が増えることを期待するとともに、新たな科学技術の可能性を感じさせるような作品に出会えることを楽しみにしています。

  • 国立大学法人 東京工業大学

    国立大学法人
    東京工業大学

    「学問のもとは、好奇心。好奇心を育てるようにしておけば、優れた人物も、自然に育ってくる。」星新一と同じ哲学で、東京工業大学は今、創造的破壊のできる若者を育てようと、理工系教育とリベラルアーツ教育の融合による未来社会のデザインに力を入れています。工学に携わる研究者や学生たちが、文化や芸術を社会に発信する試みも始まっています。第8回を迎える本文学賞で、星が『ちぐはぐな部品』で予言したスマートフォンのような、理系的な発想力で未来社会を輝かせる文学作品が生まれることを期待します。

  • 東京造形大学

    東京造形大学

    東京造形大学は,デザインや美術の造形活動を通して社会と文化の創造と発展に寄与する人材を育成する現場です。第一回星新一賞以来、毎回の受賞作品を対象に、言葉のイマジネーションに触発されて未だ人類が見たことのない未来を映像で表現する事業に取り組み、29作品がうまれました。毎回、次年度の表彰式会場で上映するほか、星新一賞サイトからもご覧いただけます。このページ上部のメニュー「映像化プロジェクト」からご覧ください。

  • 日経サイエンス

    日経サイエンス

    「日経サイエンス」は最先端の科学・技術の研究成果を広く一般向けに紹介している月刊誌です。中・高・大学生、研究者、ビジネスマンだけでなく、官公庁、教育や医療、技術開発などの現場でも幅広く読まれています。科学の進歩は社会の発展にかかせません。多くの皆様が日経「星新一賞」にチャレンジされることを願い、未来を拓くあっと驚く着眼・着想に出会えることを楽しみにしています。

  • 第59回日本SF大会「F-CON」(エフコン)

    第59回日本SF大会
    「F-CON」(エフコン)

    2021年3月13日(土)~14日(日)に福島県郡山市磐梯熱海温ホテル「華の湯」にて開催される学会形式の日本で一番古いSFジャンルを中心としたサブカルの総合イベントです。SFおよびその周辺のコンテンツ、小説、漫画、アニメ、特撮、実際の科学事象などメディアを問わず、ファンと作家・クリエイターが一体となり数多くのイベント・プログラムを盛り上げ、作り上げてゆきます。SFの定義は広く、参加者は世界中から集まります。また会期中には『星雲賞』の授賞式を行います。東北大震災から10年という節目を迎える3月、FーCONのテーマである「明るい未来」を祈念し開催致します。是非、ご参加下さい。
    第59回日本SF大会「F-CON」実行委員長 浅尾芳宣

  • 電気通信大学人工知能先端研究センター

    電気通信大学
    人工知能先端研究センター

    2016年、国立大学で初めて、電気通信大学は人工知能研究拠点である人工知能先端研究センター(AIX)を設立しました。人工知能研究に力を入れており、特に、人と共生できる汎用性の高い人工知能システムの実現を目指しています。人も人工知能も分け隔てなく小説を書き、応募することができる「星新一賞」は、まさに本学の人工知能研究が目指す世界観に近い賞であると言えます。近年、文章を生成する人工知能技術は進化していますが、小説を書くということは、起承転結といった構造、喜怒哀楽といった感情・感性、そして論理と創造性のすべてが結集した、高度な文章生成が求められます。その全てを学びながら、人工知能技術を身につけることができるこの企画を通して、人工知能に関わる学生が増えることを応援します。

特別協力

  • 国立新美術館

過去の受賞作品集7巻は、「 honto 」より無料ダウンロードできます。

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