理系的発想からはじまる文学賞 第9回 日経「星新一賞」

応募締切まであと

(日本時間)

審査結果発表

一般部門

グランプリ(星新一賞)

「リンネウス」

関元 聡

優秀賞(東京エレクトロン賞)

「思い出は残り香に」

武藤 大貴

優秀賞(アマダ賞)

「味覚転送システムの未来について」

Mouki

優秀賞(旭化成ホームズ賞)

「問われている。」

中村有理

優秀賞(図書カード賞)

「あなたはそこにいますか?」

葦沢かもめ

ジュニア部門

グランプリ(星新一賞)

「カーテンコール」

小林 宗太

準グランプリ

「紅(くれない)の追憶」

中西 俊介

優秀賞

「二人は幼なじみだった」

萩原 杏奈

「記憶」

髙向 剛志

「lost memory」

宮尾 昌志

学生部門

グランプリ(星新一賞)

「Love is free」

紺せまる

準グランプリ

「静けさや」

滝澤 諒

優秀賞

「マイコ」

中川 朝子

※ 一般部門2,022作品、学生部門235作品、ジュニア部門346作品、計2,603作品の応募がありました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

※ 受賞作品は「 honto 」にて無料配布しています。ダウンロードには利用開始登録(無料)が必要です。

トピックス

2022/03/07 [Mon] 受賞作品の詳細を公開しました。
2022/02/18 [Fri] 第9回 日経「星新一賞」受賞者が決定
2021/12/14 [Tue] 最終審査進出作品を公開しました。
2021/10/01 [Fri] 応募総数を発表しました。
2021/10/01 [Fri] 第9回日経「星新一賞」応募受付を終了いたしました。
2021/09/14 [Tue] AIXオンラインセミナー「AIで小説を書こう!」の開催
2021/07/16 [Fri] 世田谷文学館にてワークショップ「だれでも小説家 ~ショートショートを書こう~」が開催されます。
2021/06/01 [Tue] 第9回日経「星新一賞」応募受付を開始いたしました。
2021/05/21 [Fri] 第9回日経「星新一賞」公式ウェブサイトを公開しました。

ビジョン

生涯で1000以上もの作品を生みだした星新一。
その中には、理系的な発想力によってつくられた物語が数多くあります。
「理系文学」ともいえるそれらの作品は、文学としての価値のみならず、現実の科学をも強烈に刺激してきました。
すぐれた発想は、いまもまだ読み手の心をくすぐり、次なる発想を生みだしているのです。

今、日本に必要なのはこの圧倒的想像力。
我々は「理系文学」を土俵に、アイデアとその先にある物語を競う賞、
日経「星新一賞」を開催します。

「思い出をつくろう」
第9回日経「星新一賞」開催にあたって

この写真は、子供のころ、父とジフ星に行ったときのものです。この写真を撮ったすぐあとに、体長2メートルくらいの蝶の群れが近づいてきたので、あわててふたりで宇宙船に逃げもどったのでした。その前に立ちよったミラ星でもらったあまい香りのローションを手にぬっていたのがいけなかったのかもしれません。あれは、ローションではなかったのかも!
みなさんにも、そんな冒険談や失敗談はありませんか? まったくの作り話でいいということです。気持ちが軽くなったり重くなったりする、たくさんの作り話をお待ちしています。

2021年5月21日
星新一次女・星ライブラリ代表:星マリナ

星 新一
SF作家(1926~1997年)

1926年、星新一は当時アジア最大の製薬会社と言われた星製薬の創業者・星一の長男としてうまれました。東京大学農学部卒業後、同大学院に進学し発酵の研究をつづけましたが、24歳のときに父親が急死。大きな負債をかかえていた星製薬の社長に就任したものの、会社を人手にわたすことになりました。失意の底で途方にくれていたときに目にしたのが「日本空飛ぶ円盤研究会」を紹介する新聞記事でした。想像力の競い合いのようだったこの会合に出席したのをきっかけに、日本初のSF同人誌「宇宙塵」に参加。同誌に書いた「セキストラ」が商業誌「宝石」に転載され、1957年に作家としてデビューします。その翌年に書いた「ボッコちゃん」で自信を得て、SFショートショートのスタイルを確立。星新一は戦後の日本SF界にあらわれた初の専業作家となり、「ボッコちゃん」は1963年にアメリカの雑誌に掲載された初の日本SFとなりました。

日本SF作家クラブ初代会長。代表作に「おーい でてこーい」「きまぐれロボット」「午後の恐竜」など。1968年に作品集『妄想銀行』(および過去の業績)で日本推理作家協会賞を受賞。1969年、インターネット社会を予測した長編『声の網』を発表。1970年には、短編映画「花ともぐら」(原作:花とひみつ)がベネチア国際児童映画祭で銀賞を受賞しました。1983年に目標だったショートショート1001編を達成し作家を半引退。癌闘病後、1997年に71歳で亡くなりました。翌年、生涯にわたる功績に対して日本SF大賞特別賞が贈られています。没後も人気はおとろえず、ミリオンセラーの文庫が現在18点。香港の子供向け科学雑誌でショートショート連載、中国、韓国、台湾、インド、チェコ、ベトナム、セルビア、フランスなどで単行本出版、アメリカ、韓国、ノルウェーの教科書に作品が選ばれるなど海外でも高く評価され、2009年にはNHK「星新一ショートショート」シリーズが国際エミー賞コメディ部門の最優秀賞を受賞、2017年には韓国国立劇団による星作品8話のオムニバス公演が、東亜演劇賞の演出賞など3部門を受賞しました。

星新一公式サイト https://hoshishinichi.com/

星新一についてもっと読む

CM

審査員紹介(順不同)

ヤマザキマリ
漫画家・随筆家

東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。
84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。
2010年『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。
著書に『スティーブ・ジョブス』(ワルター・アイザックソン原作)『プリニウス』(とり・みきと共著)『オリンピア・キュクロス』『国境のない生き方』『ヴィオラ母さん』『たちどまって考える』など。

この地球には沢山の生物がいますが、そんな中でも私達人類は日々を生きる栄養を身体だけではなくメンタルでも摂取しなければ、バランスを欠いてしまう生体です。私は家族環境にそれほど恵まれているとは言えなかった幼少期を、ひたすら読書というインプットと、そこからイメージできる世界を絵や文章であらわすアウトプットで補いながら過ごしてきました。家の近所にあった図書館は、社会の獰猛さに気が付きはじめていた心細く孤独な身を匿ってくれる頼もしき要塞であり、同時に空腹を満たしてくれる食堂のようなものでもありました。
悲しみ、好奇心、怒り、そして笑い。人間が生きて行く中で受け止めていくこうしたあらゆる感受性が、どのような文字として象られ、読み手の想像力に生きることへの興味と激励を促す世界を展開してくれるのか。文学でも絵画でも音楽でも、どんな時代に生きる人にも届く力を持った表現作品には、そうしたハイクオリティな栄養素が必ず含まれているように思います。
今回は、幅広い世界観がシニカルかつユーモラスに綴られた星新一作品の、子供時代からの読者のひとりとして、読後の余韻と満腹感に浸り続けられるような作品に出会えることを楽しみにしております。

梶尾 真治
作家

1947年(昭和22年)熊本生れ。少年時代から小説を書き始め、1971年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。初期は短篇を中心に活動を続けるが、徐々に長篇も増えていく。代表作は「地球はプレイン・ヨーグルト」(星雲賞受賞)「未踏惑星キー・ラーゴ」(熊日文学賞受賞)「サラマンダー殲滅」(日本SF大賞受賞)「怨讐星域」(星雲賞受賞)「エマノン」シリーズなど。「黄泉がえり」は映画化され映画、原作ともに大ヒットした。「クロノス・ジョウンターの伝説」シリーズは演劇集団キャラメル・ボックスにより舞台化された。地域文化功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受賞。山羊座のA型。

学校の帰りに必ず寄る小さな本屋があった。
そこで「人造美人」という本を見つけた。それが星新一作品との出会いだ。
短い話ばかりのようだ。小さな本屋で中学生が長い時間立ち読みしても何も言われなかった時代のこと。
先ず「ボッコちゃん」を読んだ。不思議な話で初めての読後感だった。それから毎日本屋に寄り一篇づつ他の話を読んだ。半分ほど読んだとき「人造美人」は突然に書棚から消えた。売れてしまったのか…。泣きそうになり立尽した。だが「星新一」という名は深く心に刻まれた。
中学生は成長してSFファンになり、その熱が昂じてSF書きになった。そして処女短篇集「地球はプレイン・ヨーグルト」を出すことになった。その打合せで上京したとき星新一さんとの奇跡の出会いがあり、巻末解説を引き受けてくださることになった。にわかに信じられなかった。そんな私に「星新一賞」の審査員の仕事がまわってくる。すべてが何かの輪廻の輪の中に組み込まれているような気がしてならない。しかし、待て。星新一賞は理系の文学賞。とある。私の文系でほわほわ脳の一番遠い所のものではないか。というわけで、うまく務まりますかどうか。宜敷くお願いします。と申し上げるしかない。

佐野 幸恵
筑波大学 システム情報系
社会工学域 助教

1978年 愛媛県出身。2003年奈良女子大学 大学院 物理科学専攻修了。2003年から2007年まで、株式会社富士通ゼネラルにてシステムエンジニアとして勤務。その後、退職して東京工業大学の博士後期課程へ進学。日本大学 理工学部 助手を経て2014年より現職。博士(理学)。
専門は学際融合領域の社会経済物理、ネットワーク科学。主にSNSやソーシャルメディアに関する研究に従事している。2020年に文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の「科学技術への顕著な貢献2020(ナイスステップな研究者)」に選ばれる。子供の頃の夢は天文学者か宇宙飛行士。

私は子供の頃「どこか遠くへいきたいなあ。宇宙はこんなに膨大で広いのに、なんで自分はこんな小さな地球の、小さな島国の日本の、さらに小さな島国の四国で暮らしていないといけないんだ」と考えていました。そして本の世界で遠く、さまざまなところへ想像の旅をしていました。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」へは何度も旅をしましたし、もちろん、星新一の描く未来の世界へも旅をしました。今となっては、その頃が一番自由で、遠くに行っていたのかもしれません。
2020年以降の物理的な移動が制限される日々の中で、家で過ごす時間が増えた人も多いと思います。しかし、科学技術のおかげで、私たちはもしかすると以前より自由になったのかもしれません。例えば、オンラインシステムによって、授業や会議などで場所に縛られることから自由になりました。インターネットは、家にいながら世界のあらゆる場所に瞬時に旅をさせてくれます。SNSによって世界中の人の、さまざまなつぶやきをリアルタイムで聞くこともできます。もちろん、今も昔も本を片手に静かに想像の旅へ出ることもできます。少し小さくなった世界で、大きな想像の翼を羽ばたかせた、そんな旅の物語を楽しみにしています。

沖 大幹
東京大学 総長特別参与・教授

東京大学工学部卒業、博士(工学)、気象予報士。総合地球環境学研究所助教授などを経て、2006年より東京大学教授。2016年10月より国際連合大学上級副学長、国際連合事務次長補も務める。地球規模の水文学および世界の水資源の持続可能性を研究。気候変動に関わる政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書統括執筆責任者、国土審議会委員ほかを務めた。ローマクラブ正会員、日本学術会議会員。生態学琵琶湖賞、日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞、アメリカ地球物理学連合フェロー、国際水文学賞Doogeメダルなど表彰多数。書籍に『SDGsの基礎』(共著)、『水の未来』(岩波新書)、『東大教授』(新潮新書)など。

小学生の頃、塾に行く前に本屋でSFの文庫本を買うのが楽しみでした。特に星新一氏のショートショートは読みやすく面白く、お年玉をはたき、何か月もかけて、当時入手可能だった文庫本はほとんど読みました。中学受験の過去問を解いていたら「おーい でてこーい」が使用されている試験問題に遭遇し、これは特に印象深く何度も読んだ作品だったので、すらすらと解けたのを今でも覚えています。
中学に入ってからも、星新一氏に加えて筒井康隆氏やレイ・ブラッドベリ氏らを始めとする国内外のSFを読み漁りました。その頃は、せっかく宇宙や未来社会などをSFは舞台としているのに、結局は現代の人と社会の本質を描き出して風刺したり、時に応援したりしようとしているのだなあ、と漠然と感じていました。
しかし、それから数十年が経ち、今はまったく逆の印象を持っています。日々の暮らしに安穏とし、それが当たり前であるかのように錯覚している私たちの知覚に、個人の殻を破り、時間・空間を越えるきっかけをSFや文学は与えてくれます。いえ、芸術とは本来そういうものなのでしょう。アイザック・アシモフ氏の「夜来たる」、星新一氏の「ひとつの装置」や「親善キッス」をはじめとする作品群を思い返してつくづくそう感じます。
私たちに新たな視座と深い衝撃を与えてくれる応募作品を楽しみにしています。

ムロツヨシ
俳優

1976年生まれ、神奈川県出身。
99年に作・演出を行った舞台で活動を本格的に開始。現在は映画・ドラマ・舞台とジャンルを問わず活動中。
2008年から始めた舞台「muro式」では脚本・演出もおこなっている。
近年の主な出演作はドラマ「親バカ青春白書」、映画「新解釈・三國志」など。
今後は初主演映画「マイ・ダディ」(9月公開)、「川っぺりムコリッタ」(秋公開)などが控えている。

〈問〉
私に星新一賞の審査員の依頼がきた。
私が星新一賞の審査員をして良いか?

〈解〉
まず最初に
私は星新一賞の審査員をやって良い→①
と仮定する。
やって良い理由として、
「理系文学」という言葉自体が好きである→②
演劇という場で11年かけてショートストーリーを30本以上演じ、そして演出をしている→③
審査する以上にどなたか様の「新しい理系文学」を読むことに強い興味を持っている→④
やってはいけない理由を探すことが難しい。
(やってはいけない理由)=0→⑤
(依頼がきた)≒(やって良い)→⑥

②、③、④、⑤、⑥により
仮定した①は成立すると考えられる。
∴私は星新一賞の審査員を受けることとする

改めまして
役者をやってますムロツヨシです。
宜しくお願いします。

最終審査はこちらの5名に加え、
日本経済新聞社 編集 総合解説センター編集委員 滝順一が行います。

【中間審査員について】

審査員による最終審査の前段階にて、 以下の方々が中間審査を行います。

鏡 明:SF作家、評論家
牧 眞司:SF研究家、文芸評論家
山岸 真:SF翻訳業
三村 美衣:書評家

募集について

募集部門

一般部門

対象

制限なし

課題

あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください。(規定字数:10,000文字以内)

応募締切

2021 年 9 月 30 日 (木) 23:59

学生部門

対象

応募時点で在学中、 かつ25歳以下

課題

30年後の未来を想像して物語を書いてください。(規定字数:10,000文字以内)

※ 今から30年前には、スマートフォンやAIは身近なものとして存在していませんでした。それらの事実を踏まえて、30年後の未来がどうなっているか想像してください。

応募締切

2021 年 9 月 30 日 (木) 23:59

ジュニア部門

対象

中学生以下

課題

100年後の未来を想像して物語を書いてください。(規定字数:5,000文字以内)

応募締切

2021 年 9 月 30 日 (木) 23:59

※作品の応募は締め切りました。

Coming Soon

賞金・賞品

一般部門

グランプリ(星新一賞)

1作品
正賞 ホシヅルトロフィー
副賞 100万円

優秀賞(東京エレクトロン賞)

1作品
副賞 セレストロン社製 天体望遠鏡 『NexStar 6SE』
+純正の天体望遠鏡用カメラT-アダプター

優秀賞(アマダ賞)

1作品
副賞 天賞堂オリジナル ブラス(真鍮)製
鉄道模型 1/80 16.5mm ゲージ 北斗星牽引用電気機関車(EF510)
アマダの特製プレート付き

優秀賞(旭化成ホームズ賞)

1作品
副賞 YAMAGIWA
フランク・ロイド・ライト TALIESIN™ 3(ウォルナット)
E12 クリア小丸電球T タイプ 10W×5
高・752 巾・□210mm 3Kg ウォルナット材 クリアマット塗装仕上

※ E12 は電球の口金のサイズ ※ □は「210mm角」の意味

優秀賞(図書カード賞)

1作品
副賞
図書カードNEXT 5万円分 (10,000円×5枚)

星新一賞オリジナルデザイン(非売品)

学生部門

グランプリ(星新一賞)

1作品
正賞 ホシヅルトロフィー
副賞 50万円

準グランプリ

1作品
副賞 15万円

優秀賞

1作品
副賞 5万円

ジュニア部門

グランプリ(星新一賞)

1作品
正賞 ホシヅルトロフィー

副賞図書カードNEXT 10万円分
フレーベル館 絵本『はなとひみつ』星新一・作/和田誠・絵

準グランプリ

1作品

副賞図書カードNEXT 5万円分
フレーベル館 絵本『はなとひみつ』星新一・作/和田誠・絵

優秀賞

3作品

副賞図書カードNEXT 3万円分
フレーベル館 絵本『はなとひみつ』星新一・作/和田誠・絵

全部門共通

新潮社製 ホシヅルマグカップ
     ホシヅルいっぴつせん
国立科学博物館 特別展ペアチケット
世田谷文学館 企画展ペアチケット
国立新美術館 企画展ペアチケット
日経サイエンス 4月号・5月号

※最終選考に残られた作者の方には図書カードNEXT(星新一賞オリジナルデザイン・2000円分)を差し上げます。

※作品の応募は締め切りました。

Coming Soon

募集要項

応募規定

■応募部門は、一般部門、学生部門、ジュニア部門の3部門です。

■学生部門は、応募時点で在学中、かつ、25歳以下のみが応募可能です。審査の過程において、学生証のご提示をお願いすることがありますのでご了承ください。

■浪人生、予備塾などに通っている方は25歳以下でも学生部門に入りませんので、一般部門よりご応募をお願いいたします。

■ジュニア部門は中学生以下のみが応募可能です。

■一般部門に年齢制限は設けませんが、一般部門、ジュニア部門、学生部門に同じ作品を重複して応募することはできません。

■グループによる共同作品の応募や学校単位での参加を認めます。複数の執筆者による共同作品の場合、応募フォームには代表者1名の情報を記載し、ペンネームの欄にグループ名を記載してください。ジュニア部門、学生部門への応募については、グループメンバー全員が締切時点で応募基準を満たしていることが条件となります。

■応募原稿は、日本語による未発表原稿に限ります。また、他の文学賞等との二重投稿はご遠慮ください。(本賞応募のために一部改変を加えていただければ可)縦書き、横書きは問いません。

■人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。審査の過程において、人工知能をどのように創作に用いたのかを説明して頂く場合があります。

■応募資格で、プロ・アマチュアは問いません。また、第1回~第8回 日経「星新一賞」の受賞者・入選者の応募も可とします。

■文量は、一般部門を10,000字以内、学生部門を10,000字以内、ジュニア部門を5,000字以内とします。空白は文字数としてカウントしません。

■ふりがなをつける場合は、文字数に含まれません。

■原則、電子ファイルのみ受け付けます。日経「星新一賞」公式サイト上の応募フォームから送付してください。(作品の事務局への持ち込みは禁止とさせていただきます)ファイル形式はMicrosoft Word、テキスト( .doc / .docx / .txt / .rtf )のみ受付けます。ジュニア部門のみ、原稿用紙を使用した郵送での応募も受付けます。郵送先:〒105-0014 東京都港区芝2-22-15 STKビル6F 星新一賞事務局

■作品とは別に、必ずあらすじをご用意ください。PC・スマホからのご応募及びジュニア部門の郵送共に200文字程度でお願いします。本文にはカウントしません。

■原稿の最初にタイトルを記載してください。

■作品内には、個人情報は一切記載しないでください。

■電子ファイル名はタイトルを必ず記載してください。

■作品の最後は、<終>または<了>を必ず入れてください

■作品のファイル容量は2MB以下までとなります。それ以上のファイルサイズは受付でできません。

■応募フォームに、①作品タイトル、②氏名(ペンネーム使用のときは必ず本名を併記)またはグループ名と代表者名、③生年月日、④連絡のつく電話番号、⑤メールアドレス、⑥職業、⑦学生の場合は学校名、⑧在住の都道府県または国名、⑨応募部門、⑩個人/グループ、⑪あらすじ(200文字程度)、⑫日経「星新一賞」を知ったきっかけを入力してください。ジュニア部門の郵送応募の場合は表紙に記載してください。なお審査の過程では、公平を期すために審査員への個人情報の開示は一切行いません。

■(ジュニア部門の)郵送作品はホチキス禁止となっております。クリップ止めを推奨します。

■ジュニア部門において使用する鉛筆の濃さは2B以上とします。

■締切日は、9月30日(木)23:59とします。(ジュニア部門の郵送によるご応募の場合は、9月30日(木)必着とします。ただし、学校等の団体がとりまとめて複数作品を郵送にて応募する場合は、9月28日(火)必着とさせていただきます。ご了承ください。)

■結果発表、贈賞イベントは、3月上旬を予定しています。詳細は日本経済新聞紙面、公式サイト等で発表する予定です。

注意事項

※作品中で実在する企業名、本人が特定できる個人名を使用するのはご遠慮ください。地名などは使用可能です。(東京、アメリカなど)

※原稿用紙にて応募された作品は、いかなる場合も返却しません。必要な方は、郵送前にコピーをおとりください。

※原稿ファイルはパスワードをかけずにご応募ください。掛かっていた場合、審査対象外となります。

※サイト上に掲載している作品のURLを応募原稿に記載することは禁止いたします。

※審査、審査過程に関するお問合わせには一切応じられません。

※万が一、応募された作品に、他作品からの盗用、アイデア等の盗用・模倣、本人以外の執筆・加筆、年齢・学年等の虚偽が判明した場合は、結果発表後であっても授賞を取り消す場合があります。

※受賞作は、受賞発表後3年間、日本経済新聞社に対し、書籍化、電子データ化、映像化、ゲーム化、海外翻訳その他の態様で利用する権利(および第三者に利用を許諾する権利)を、独占的に許諾していただきます。受賞作の利用により日本経済新聞社が対価を得た場合、作者に規定の使用料をお支払いします。

※受賞作が複数執筆者による共同作品であった場合、応募時の代表者と利用許諾契約を締結させていただきます。代表者は執筆者全員から契約締結の権限を授与されていることを前提とさせていただきますので、ご了承のうえ応募してください。作品の使用料も代表者の方にお支払いいたします。

※作品のタイトルは、日経「星新一賞」の広告や公式サイト等の関連媒体に事前の告知なく使用させていただく可能性がございます。予めご了承ください。

※受賞作は電子データとして「honto」より無料で配信される予定です。この電子データの配信について印税は支払われません。

※副賞は協賛企業の都合により、変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※本賞は、受賞者の次作以降の出版を保証するものではありません。

※その他、個人情報の取り扱い、諸権利等、応募にあたっての注意事項は、「 >> こちら  」に記載しております。必ずご確認の上、ご応募ください。

※審査結果の通知に関しましては、年末をめどに途中段階の通過作品名およびエントリー番号を当サイトで発表予定です。

受賞作とは

一般部門・学生部門・ジュニア部門において、最終審査にて選定された作品のうち、一般部門グランプリ、東京エレクトロン賞、アマダ賞、旭化成ホームズ賞、図書カード賞、学生部門グランプリ、準グランプリ、優秀賞、ジュニア部門グランプリ、準グランプリ、優秀賞に該当した作品のことを受賞作といいます。 受賞作は、日本経済新聞本紙、日経電子版、日経の電子データ、日経「星新一賞」公式サイト等において発表する予定です。

その他

第9回 日経「星新一賞」ジュニア部門に、データ送信ではなく郵送で応募される方は、以下を印刷してご利用ください。
原稿用紙は、市販のものを使っていただいてもかまいません。

①200字詰めの原稿用紙

原稿用紙ダウンロード

②応募作品につける表紙

表紙ダウンロード

③まとめて郵送する場合の
代表者記入用紙

代表者記入用紙ダウンロード

学校や団体向けにポスターやリーフレットの配布を行っております。
ご希望される方は以下のお問い合わせよりご連絡ください。
※在庫なくなり次第終了となります。

お問合わせ先:星新一賞事務局

電話 03-5443-0906

( 土日祝日・年末年始を除く 10:00 ~ 18:00 )

応募

作品の募集は締め切りました。
選考状況、結果については、
こちらの公式ウェブサイトでお知らせしていく予定です。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

Coming Soon

協賛・協力

主催

NIKKEI日本経済新聞社

協賛企業

東京エレクトロン

東京エレクトロン

東京エレクトロン(TEL)は、IoT、5G、AI の普及に欠かすことのできない半導体をつくる装置=半導体製造装置事業を主軸とし、フラットパネルディスプレイ製造装置業も展開しています。
「最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します」という基本理念のもと、ダイナミックなグローバル市場の中で、ナノテクロノジー技術を駆使した新たな価値の創出により持続的な成長を目指しています。
星新一賞では、私たちの想像を超え明るく希望に満ちた未来社会につながるような技術やアイデアの数々が描き出されることを楽しみにしています。

株式会社アマダ

株式会社アマダ

私たちアマダグループは金属を切ったり曲げたりして、モノをつくり出すためのマシンをつくる企業です。「金属加工機械のグローバルメーカー」として、創業以来、モノづくりに携わる世界中の皆さんの課題を解決するため、常に新しい技術の創造に挑戦し、成長してきました。先が見えない未来を切り拓くのは創造力、創造をするために必要なのは想像力、と言っても過言ではありません。
星新一賞は、皆さんの想像や発想がカタチとなり、多くの人に刺激を与え、新しい技術の誕生につながる可能性を秘めています。今年の星新一賞でも、想像力に富んだ作品に出会えることを楽しみにしております。

旭化成ホームズ株式会社

旭化成ホームズ株式会社

敷地の個性や、周辺環境の制約、そして災害などの万一のリスク。
当社の戸建住宅「ヘーベルハウス」を展開する旭化成ホームズは、『ALL for LONGLIFE』をブランドスローガンに、お客様の「いのち」「くらし」「人生」の3 つのLIFE を共に支えることを日々探求しています。
星新一賞では、世の中の「いのち」「くらし」「人生」を豊かにする作品、そして時代を経ても色褪せない「LONG LIFE」な作品に出会えることを楽しみにしております。

日本図書普及株式会社

日本図書普及株式会社

図書カードNEXTは、本との出会いを届けるギフト。時代に合わせた進化を遂げ、今ではメールやSNSで贈れるデジタル版が加わり、オンライン書店でのご利用や電子書籍の購入も可能になりました。まさに、人々の文字や活字とのふれあい方が多種多様になっているからですが、読書そのものが様々な形に変化を遂げている中にあっても、多くの人が読書の感動や喜びを共有したいという気持ちは、いまもって色褪せることはありません。
読書は本の作者と読者との対話です。多くの方の心を揺さぶるような皆さんの作品を楽しみにしています。

協力団体

小松左京ライブラリ

小松左京ライブラリ

小松左京は2011年7月に亡くなり、今年で没後10年になります。
最後の作品は、人の意思とAIを融合させた“人工実存AE”が宇宙の真実に挑む「虚無回廊」でしたが、残念ながら未完に終わりました。
現在、人類の前には輝かしい未来の可能性と絶望的な危機の可能性が同時に横たわっています。
危機を超え未来を紡ぎ出すために、いまやAIの存在は欠かすことができず、今、この瞬間にもコロナ禍に対応するため、AIは大いに活躍しています。
すでに、星新一賞にはAIによる物語が寄せられていますが、今年は、さらに進化した形のAI作品が見られるのではないかと期待しています。
人類とAIが新たな世界を築くためには、相互の理解が必要不可欠ですが、星新一賞は、その意味においても、今後、さらに重要性が増していくと思います。

一般社団法人 日本SF作家クラブ

一般社団法人 日本SF作家クラブ

昨年の第8回「星新一賞」は、コロナウイルス感染拡大のために、受賞者をはじめとして、関係者も集まることができない異例の形式となりました。星新一賞に限らず、この一年は我々の生活に少なくない影響を与えたことは皆様もご存知のことと思います。生活の色々な場面で我々は変化する状況への対応を迫られました。
しかし、変化は衰退ではありません。この危機の状況でも人々は知恵を出し、想像力を発揮し、変化に対応するだけでなく、コロナ禍に対して新しい状況を作り出そうとさえしています。
これはこの時代が危機の時代であると同時に、創造の時代でもあることを意味しないでしょうか? 第9回「星新一賞」そんな創造の時代の仲間を待っています。(文:林譲治)

エヌ氏の会

エヌ氏の会

★「夢を書くひと」<星新一氏を囲む会>を開催していた頃、星先生から常備薬『ベンザリン』をいただいた。「いつも飲んでいる。この薬を飲むと、夜、夢を見ないんだ」と、おっしゃって笑う。それを聞いていた参加者が言う。「ベンザリンが先生の夢を食べているのですね」。「うまい考えだ。しかし、少し違うよ。夢を見ない代わりに、夢を原稿に書いているからね」と、おっしゃっているのを思い出した。星新一賞も夢がある。大きな夢を現実化する理系小説に期待しています。

きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ

第3回の一次審査通過以来ぱっとした結果を収めることができていません。プロジェクトを開始するときに予想していたように入賞までの道のりはまだまだ遠いようです。人工知能にとって創造性は依然として高い壁になっていますが、引き続き頑張っていきます。人工知能にシナリオを作らせるシステムを試作してその改良を進めています。

独立行政法人 国立科学博物館

独立行政法人 国立科学博物館

国立科学博物館は、動植物など自然史に関する標本や、科学技術の発展に関する資料を収集・保管し、それに関する調査研究を行っています。そしてそれらをもとに行う多彩な展示や学習支援活動を通じて、理系的な知識の提供だけでなく、発見や驚き、感動をあわせて提供する、「想像力の入口」でありたいと願っています。「星新一賞」をきっかけに、「理系的な知識」と「想像力」が融合された魅力的な作品が生まれ、さらにそれらの作品が今度は読者の想像力を刺激する。そういった、想像力の連鎖が起きることを期待しています。

一般社団法人 情報処理学会

一般社団法人 情報処理学会

情報処理学会は星新一賞を応援します。情報処理学会にはコンピュータやネットワーク、人工知能に始まり、音楽やゲーム、ユビキタス等幅広い分野の研究者・ 技術者が集まっています。その成果としてパソコンやインターネットそしてスマホが我々の生活を劇的に変えてきたことは皆さんご承知の通りです。そしてIT(情報技術)が社会インフラの全てを支えていると言っても過言ではありま せん。この様にして星新一さんの作品他SFで夢として描かれていたものが次々に現実のものになりました。今後生み出される新しいSF作品のなかから未来に繋げるとてつもない夢を生み出して欲しいと願っています。

一般社団法人 人工知能学会

一般社団法人 人工知能学会

人工知能学会はコンピュータ(ロボット)に人間のような知能を持たせることを目指す人工知能の研究者・技術者の集まりです。人工知能の目標となっている鉄腕アトムやHAL9000(「2001年宇宙の旅」に出てくるコンピュータ)はSFが創造したものです。われわれはそれらを現実のものとするために頑張っています。星新一賞からわれわれのさらなる魅力的な目標が生まれることを切に願っています。

公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷文学館

公益財団法人 せたがや文化財団 世田谷文学館

「きょうの想像力があすを築く」。星新一さんのこの言葉を、世田谷文学館が2014年夏に開催した「日本SF展・SFの国」のキャッチコピーにさせていただきました。展覧会では、星さんの頭脳そのものともいえる自筆のアイデアメモなどご紹介しましたが、いずれの展示資料からも、星さんの「想像力」のとてつもないエネルギーが発せられており、私たちを圧倒しました。どうか星さんに負けない「想像力」で、選考委員の方々をあっと言わせる作品に挑んでください。応援しています。

一般社団法人 日本ロボット学会

一般社団法人 日本ロボット学会

我々、日本ロボット学会は、実用開発分野から最先端研究までロボット全般の研究開発を支援する学会です。SFとロボットは切っても切れない仲で、研究開発者の多くは、SF中の人とロボットの共存イメージから発想や夢を頂いていま す。一方、現実はかつてSFが描いた世界に近づき、社会に様々なロボットが現れており、SFとロボット研究が相互に影響を与え合うようになってきていると思います。SFにもロボット研究開発にも、誰もが見たことの無いような斬新な未来を求められています。皆さんの大胆なイマジネーションに期待致します。

特定非営利活動法人 ロボカップ日本委員会

特定非営利活動法人 ロボカップ日本委員会

ロボカップでは、「21世紀半ばまでに、ヒューマノイドロボットがサッカーのチャンピオンチームと試合を行い勝利する」を目標としてロボットの研究開発を行っています。自律型ロボットがサッカーの試合を行ったり、災害現場で活躍できるロボットや一般の家庭で役に立つロボットが開発されたりしています。SFの世界で空想されたものが現実の製品として実現されているものも数多く現れています。不可能とも思える目標に近づくには日々の技術の積み重ねが必要ですが、時には大胆な発想の転換が重要な契機になる場合があります。想像の世界には不可能はありません。みなさんの斬新なアイデアに期待してます。

国立大学法人 お茶の水女子大学

国立大学法人 お茶の水女子大学

「理系的発想力」を発揮してつくられた物語、なんて魅力的な響きでしょうか。お茶の水女子大学は1875年に創立されて以来、理系女性教育にも力を注いできました。みずみずしい発想が、物語を通して未来への創造につながることを期待しています。それぞれの応募作品において、サイエンスのきらめきを感じとる瞬間が楽しみです。

公立大学法人 公立はこだて未来大学

公立大学法人 公立はこだて未来大学

理系の文学賞ということで、「星新一賞」に大変期待しています。公立はこだて未来大は情報系の大学ですが、送り出す学生にはコミュニケーション能力が求められており、それを重視した教育をしています。また情報技術というのはイマジネーション次第でいくらでも面白いことができる分野です。新しい社会の在り方に関するイマジネーションを膨らませ、それを人に上手に伝えるというのが未来大の目標でもあります。理系、特に情報系の若い人達の応募が増えるよう応援して行きたいと思います。

独立行政法人 国立高等専門学校機構

独立行政法人 国立高等専門学校機構

国立高等専門学校機構では、15歳から5年間の一貫教育を行う世界に誇れるユニークな高等教育機関である高等専門学校(高専)を全国に51校設置し、地域と世界が抱える諸課題に果敢に立ち向かう、深い科学的思考に根差した創造的・実践的技術者を育成しています。理系的発想力や想像力に富む文学より、科学と夢に興味を持つ方が増えることを期待するとともに、新たな科学技術の可能性を感じさせるような作品に出会えることを楽しみにしています。

国立大学法人 東京工業大学

国立大学法人 東京工業大学

「学問のもとは、好奇心。好奇心を育てるようにしておけば、優れた人物も、自然に育ってくる。」星新一と同じ哲学で、東京工業大学は今、創造的破壊のできる若者を育てようと、理工系教育とリベラルアーツ教育の融合による未来社会のデザインに力を入れています。工学に携わる研究者や学生たちが、文化や芸術を社会に発信する試みも始まっています。第8回を迎える本文学賞で、星が『ちぐはぐな部品』で予言したスマートフォンのような、理系的な発想力で未来社会を輝かせる文学作品が生まれることを期待します。

学校法人桑沢学園 東京造形大学

学校法人桑沢学園 東京造形大学

東京造形大学は,デザインや美術の造形活動を通して社会と文化の創造と発展に寄与する人材を育成する現場です。第一回星新一賞以来、毎回の受賞作品を対象に、言葉のイマジネーションに触発されて未だ人類が見たことのない未来を映像で表現する事業に取り組み、34作品がうまれました。毎回、次年度の表彰式会場で上映するほか、星新一賞サイトからもご覧いただけます。このページ上部のメニュー「映像化プロジェクト」からご覧ください。

株式会社日経サイエンス

株式会社日経サイエンス

「日経サイエンス」は最先端の科学・技術の研究成果を広く一般向けに紹介している月刊誌です。中・高・大学生、研究者、ビジネスマンだけでなく、官公庁、教育や医療、技術開発などの現場でも幅広く読まれています。科学の進歩は社会の発展にかかせません。多くの皆様が日経「星新一賞」にチャレンジされることを願い、未来を拓くあっと驚く着眼・着想に出会えることを楽しみにしています。

電気通信大学人工知能先端研究センター

電気通信大学
人工知能先端研究センター

2016年、国立大学で初めて、電気通信大学は人工知能研究拠点である人工知能先端研究センター(AIX)を設立しました。人工知能研究に力を入れており、特に、人と共生できる汎用性の高い人工知能システムの実現を目指しています。人も人工知能も分け隔てなく小説を書き、応募することができる「星新一賞」は、まさに本学の人工知能研究が目指す世界観に近い賞であると言えます。近年、文章を生成する人工知能技術は進化していますが、小説を書くということは、起承転結といった構造、喜怒哀楽といった感情・感性、そして論理と創造性のすべてが結集した、高度な文章生成が求められます。その全てを学びながら、人工知能技術を身につけることができるこの企画を通して、人工知能に関わる学生が増えることを応援します。

第60回日本SF大会 SF60

第60回日本SF大会 SF60

第60回日本SF大会 SF60は2021年8月21日(土)~22日(日)に香川県高松市にあるサンポートホール高松にて開催されるSFコンベンションです。SFファンと作家・クリエイターが一体となり、小説や漫画、アニメ、特撮、科学技術といったSFに関係する話題をとりあげた企画を実施します。
我々SFファンにとって何よりも嬉しいことは、面白いSF作品に出会うことです。「星新一賞」をきっかけに新たなSF作品が生まれ、昔、星新一先生の作品を読んだ時のようなわくわくドキドキに、未来のSF作品で出会えることを期待しております。
第60回日本SF大会 SF60 実行委員長 岩澤弘則

特別協力

国立新美術館

過去の受賞作品集8巻は、
hontより無料ダウンロードできます。

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